窓を選んで効果的に換気

先日主人の妹とジェンダーレスの話をしていたら、
「ある公共トイレの女子トイレが無くなって、皆のトイレと男子用だけになったってSNSで話題らしいよ!
女子トイレだったところに男性が入ってくるって気持ち悪いよ!」と憤慨していました。

大きな女性用という空間にいくつかの個室があるトイレが
誰でもOKになって男性も入ってくるということでしょうか?
それはかなり抵抗があるけど、そういう話なの🤨?

良く調べれば、恐らく男性用と女性用に分かれて小さな個室が2こづつくらいあったトイレが、
バリアフリートイレが2つと男性の小用が2つのトイレになったということでした。
女子トイレが無くなったと言えばその通りですが、行き過ぎたジェンダーレスの話ではなく
誰でもが使いやすいトイレになったという話ではないですかね?

ツイッターやインスタではとかくキャッチ―な部分だけに注目が集まります。
詳細な背景を丁寧に説明するのにはあまり適していないメディアのようです。
ちゃんと本質を知ってから判断しないといけないな、と感じた出来事でした。

🚽     🚽     🚽

2回続けて窓の話だったので、今回もう1回で一区切りにしようと思います。
😅YKKさんのプロ向けサイトからの受け売りです😅

 

コロナ禍で換気の大切さが繰り返し説かれましたが、
それより前から「換気のために窓を開ける」という行動は日常的に行われていました。

注目したいのは「換気のために窓を開ける」と「換気ができている」ということは同じではないということ。
部屋の一方向の窓(例えば南側の窓だけ)を5分開けていても、
新鮮な空気はゆっくり入ってくるだけで部屋中を循環しません。

南側を2カ所開けても、一方から入った空気はもう一方から抜けてしまいます。

やはり、対角の2面(南と東とか、南と北とか)の窓を開けないとダメですね。
同じ5分間でも対角ならば、1つの窓を開けるだけより10倍の空気が入れ替わるそうです。
対角も2つの窓が遠い方がより効果的です。

 

さらに言えば、窓の形でも換気の効果は大きく違います。
YKKさん提供のイラストをさらにアレンジしてみました。

引き違い窓→たてすべりだし窓→ウインドキャッチ窓の順で
部屋の中に入ってくる風の量が違ってきます。
一つしか窓を付けないならば、ウインドキャッチ窓が効果的です。

サンキハウスでは第一種熱交換換気システムを採用しているので
お部屋の換気のために窓を開ける必要は有りませんが、
窓を開けないでください、ということではありません。

春や秋のさわやかな季節は窓を開けての換気は気持ち良いものです。
そんなとき、たてすべり窓やウインドキャッチ窓で、より効果的に換気をしたいものですね🌬

 

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投稿者プロフィール

伊豆川佳世子
伊豆川佳世子二級建築士・インテリアコーディネーター