今週は省エネとエコ

昨日は東京でエコロジカルな技術の展示会がありました。
出展企業や団体はいくつなのでしょう?
100社は軽く超えていそうな大きなイベントでした。

いつものビジネス向けの展示会と違うのは
何校もの小学5年生が授業の一環として来場していることでした。
出展者としてブースを構えて取り組みを発表している小学校さえありました。

今の小学生はエコや省エネに触れる機会が多く、
大人よりも身近に感じているかもしれません。

家や暮らしそのもののエコや省エネが
どんどん根付いていって欲しいものです。

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そして今日は午前中に業者さん主催の新製品説明会に出て
午後は国交省による建築士など、技術者向け省エネ講習会。

戸建住宅も省エネや高性能化に無関心ではいられません。

国は平成28年省エネ基準というのを作り、2020年には基準クリアを義務化しようとしたのですが
なかなか造り手側の意識も十分に上がらないため義務化は先送りになりました。

それでも何かしら手を打って、お施主様も業界の人間も意識を高めていかなくては
いつまでたっても温暖化対策は進みません。

そこで、2021年4月からは設計者は設計段階でお施主様に
「うちでお家を建てると性能はこれくらいになりますよ」、
ということを示さなくてはいけないという法律ができました。

どれくらいの性能の家なのかは、基準を超えているのか
数字で示さないといけなくなるわけですが、
BELSに代表される従来の詳細計算は結構手間がかかります。

誰でも造っている家の性能を示せるように、とっても簡単な計算方法が出来て
その発表会という講習会でした。

やってみると確かにとても簡単ですが、示せるのは平成28年省エネ基準以上の家なのか
そこまで達していないのか、ということだけです。

何より平成28年省エネ基準以上ということだけでは、
必ずしも高性能な家とまでは言えません。

まあ、何も決まりが無くて何でもいいよりはましですが。

サンキハウスでは簡易計算方法ができてもそれに移行することはありません。
これまでどおり一棟一棟BELSを取ります。

さて、今日はその後に続く住宅省エネルギー技術講習も受けて
無事省エネに詳しい人になり、連日の展示会と講習会が終わったのでした。

☆ ★ ☆  サンキハウスの施工事例  ☆ ★ ☆

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投稿者プロフィール

伊豆川佳世子
伊豆川佳世子二級建築士・インテリアコーディネーター