静かに始まった新断熱等級6＆7

台風15号の大雨により静岡県、特に清水区は甚大な被害を受けました。
弊社の倉庫も浸水してしまい、在庫品や気密測定器などもダメになりました。😫

お客様の中には床上・床下浸水を被った方もおいでになり、水抜き作業や
設備の点検作業に追われています。

朝夕は涼しいとは言え日中はまだ暑く、片付け作業には厳しい一週間でしたが、
ふと気が付くと、10月になっていました。

今年４月に施行された新断熱等級5に続いて、断熱等級6＆7が10月1日から
始まりました。（正確には断熱等性能等級6＆7と言います。）

昨年の今頃は河野大臣のタスクフォースで盛り上がっていた事を思い出し、
僅か１年でここまで「国の基準」が進むことがあるんだなぁ～と驚きます。
（なにせ、旧基準は30年間変化がなかったので隔世の感があります。）

勿論、住宅の性能はUA値だけではありません。暖冷房エネルギー消費量が
重要な事に異論はないのですが、国の省エネ基準がこのUA値を中心に組み
立てられているので、意識せざるを得ません。

弊社の2×6住宅の平均UA値は0.34W/㎡Kですので、断熱等級６(0.46)と
断熱等級７(0.26)の間になります。（HEAT20のG2とG3の間で、G2.5とも呼べます。）

断熱等級６(0.46)を0.12下回っていますので、静岡市では必要十分な性能と
思いますが、やはり国の最高等級7を超える高性能な家を望む人々の為に、
新たな性能仕様を用意している所です。☘️

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