断熱等級6.5で1台エアコンが最適解

昨晩は夜中も30℃の(超)熱帯夜で、エアコンなしでは寝られませんでした。
この超熱帯夜、窓開け+扇風機で寝られた過去はもう戻らないのでしょうか?

温暖化の影響で益々夏が厳しくなると言われています。
「昼は40℃は当たり前、夜も30℃から下がらない」なんて過酷な静岡の夏。

せめて家の中は26℃で相対湿度55%の快適な空気で過ごしたいですね。

それを実現する方法はすでに開発済みですが、
後はいかに日々のエアコンの電気代を抑えるか、ですよね。

 

ZOOMで東大の前准教授のセミナー(YouTube配信中21:45~)を拝見し、
数値的な裏付けを確認させていただきました。

 

サンキハウスが取り組んできた小屋裏エアコン冷房は、
前准教授のご説明とまさに同じ動きをしていました。

益々、自信をもってお勧めできる全館空調(冷房)であると確信しました。

 

3次元的な空気の流れをイメージすることが大事なので、
難しさがありますが、これこそ我々が取り組むべき課題と思います。

 

 

小屋裏エアコンで全館空調(冷房)をするメリットは色々あります。
(1)初期コストが小さい(普通のエアコンだから)
(2)ランニングコストも小さい(1台だから)
(3)機械を高効率で使える

出展:東大、前准教授の資料から

(3)について説明します。
各室にエアコンを設備した場合、上図の「低負荷領域」での運転が始終となり、
効率の低い部分だけでエアコンを運転する事になってしまいます。

家中を1台で冷房する小屋裏エアコンなら、
冷房負荷も中程度以上で運転することになり、
効率の良い部分が長時間使われるため、電気代の節約になるという訳です。

そして重要なのが、むやみに大きな機種を選ばない事。
できるだけ小さな(でも十分な)冷房能力のあるものを選ぶことです。
※ 冷房負荷が計算できないと正確な選定は出来ません。

理由はもうお分かりですよね。
常に50%~90%の能力で動いてほしいから機種の選定が大事です。☘️


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投稿者プロフィール

伊豆川達也
伊豆川達也宅地建物取引士