一次エネルギー消費量と燃費
河野太郎大臣が自民党の総裁選で負けてしまったので、規制改革タスクフォースも
活動が停止してしまいました。
今思えは、菅総理は1年足らずの間でしたが、割と良い仕事をしたのだと思います。
・携帯電話の料金引き下げ
・デジタル庁設置
・不妊治療の支援事業
・2050年カーボンニュートラルと2030年までにCO2を46%削減など
2050年カーボンニュートラルの実現は諸外国、特にユーロ圏では支持される政策ですが、
日本ではかなり思い切った宣言だったと思います。
その流れで河野太郎規制改革担当大臣が誕生し、規制改革タスクフォースが再生可能
エネルギーの更なる進展のため、障害となっている各規制を省庁横断で議論していました。
しかし、その動きもピタッと止まってしまいました。
次の総裁がその流れを引き継ぐとは思えませんので、2050年カーボンニュートラルは夢と
なりそうです。
先日お客さまから「新住協のQPEX」のQ1住宅についての質問がありました。
QPEXとは新住協が提供している住宅の温熱シミュレーションソフトですが、外皮計算と
冷暖房の燃費計算などが出来ます。
国は住宅の一次エネルギー消費量計算を行わせ、それを元にBELSなどの認証をしていますが、
そこに記載されているMJ(メガジュール)なる数値を見ても「なんのこっちゃ」です。
実際知りたいのは、何KWの電気を消費したのかや何リットルの灯油を消費したのか、
それも出来れば円換算で知りたいのですが、国の認証のBELSでは分かりません。
そこで、QPEXの出番となります。
中下の表に暖房と冷房の年間コストが出ています。
暖房の設定温度(基本20℃)によってはこの金額では足りない事もありますが、概ね
傾向が分かります。
弊社の2×6住宅は新住協の提唱するQ1(キューワン)住宅のLevel1以上を標準として
いますので、より具体的に生活のイメージが出来るのではないでしょうか。☘️
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