タイル使いのテクニック

昨日はタイルの勉強会に行ってきました。

まずは最近のトレンドのお話。
ファッションも家も店舗も車も、デザインに関係する業界はすべて
毎年4月に開かれるミラノサローネ(ミラノサローネ国際家具見本市)を参考にします。

ここで「今年の色」が発表されます。
今年(といっても2018年)の色はコーラル=珊瑚色です。
少しくすんだピンクとバリエーションで真っ赤(真紅)ですかね。

服や車、店舗のインテリアはサイクルが比較的短いので
すぐに流行色が取り入れやすいですね。

住宅はどうなんでしょう?

流行らなくなった時が心配ですが、
講師の先生によると今年の色以外にベースの青はこのところずっと続いている、
くすんだグレーがかった色も続いている、
一時それらが廃れても、デザインはまた同じのが戻ってくるから大丈夫、だとか?

そういうことなら落ち着いたブルーグレーの壁紙をリビングの一面に貼り
アクセントで珊瑚色のカーテンや照明器具を使うという、トレンディーな内装はいかがですか😉

🎀     🎀     🎀

肝心のタイルですが、新商品の発表はともかく
参考になったのは「既存のタイルにひと手間加える」テクニックです。

細長いタイルを貼っていますが、
一部をカットして金色のメタリックなタイルを足して、オリジナルな柄になりました。
このさりげない金のおかげでゴージャス感もあり良いですよね💍

こちらはとてもお値打ちな平たい茶色のタイルと
表面に表情のある、ややお高いざらざらタイルの組み合わせです。

ざらざらの一枚のタイルを半分に割ってここでもオンリーワン感を出し、
さらにこれを貼る時、下地を盛ってあたかも分厚いタイルのように見せています。

タイルが分厚いと照明が当たった時陰影が出て重厚に見えます。
少ないコストでより高級に見せるテクニックに関心しました😲

カタログでは、このようなテクニックは紹介されていません。
やはり、勉強会に参加すると得るものがありますね🙆‍♀️

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投稿者プロフィール

伊豆川佳世子
伊豆川佳世子二級建築士・インテリアコーディネーター