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基礎は幅より高さに注目
基礎の強さの表現で良くあるのは鉄筋の間隔と立上り基礎の幅。
ともに見た目に訴える方法で強さを強調していますが本当でしょうか?
住宅において基礎は大事な部分なことは否定しません。
だから、鉄筋の量や立上りコンクリートの幅を気にするのは仕方ありません。ただ、基礎の高さを気にする人が少ないので今日のテーマとします。
2004年に起きた中越地震では豪雪地帯特有の高床基礎(雪に埋もれないために基礎を高くする)が地震の揺れに強いことが分かりました。

なぜ基礎の立上りが高いと地震に強いのか?
それは梁成(はりせい)が高いと長い距離を掛けられる橋桁と同じ理屈です。

橋桁の幅よりは高さ(せい)が橋の長さ(強さ)の源になっているのが分かります。
同じように、住宅の基礎を橋に例えると
基礎の立上りの高さが高い方が基礎(橋)が強いと言えるはずです。
チョット、分かりづらいですか?
地面は固いのでイメージし難いですが、地面が海、基礎を船底と仮定して考えてみましょう。
「強い船にするには、船底の立上りが高い方が船底も強くなる」とイメージできると思います。
イメージ出来ましたか?
当社サンキハウスの住宅の基礎を見てみると、

※ カッコ内は基礎断熱でない場合の高さ
基礎の高さが80cm近くあり、かなり高い基礎になっています。
軟弱な地盤でも家を支える強い基礎がこの梁成(はりせい)の高さにあるのです。☘️
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