実は、2ヶ所の基礎断熱が必須

あなたの家、長期優良住宅仕様と書いてるけどホントに長期優良住宅になっていますか?

床下に外気が流れる床断熱(床下断熱)を採用して長期優良住宅仕様で家を建てる場合、
部分的に基礎断熱にする場所があることをご存じですか?
(床断熱と基礎断熱の違いが分からない方はこちら → 

 

(1)一つ目は、玄関の土間(室内側)です。

土間は通常、タイルやモルタル、洗い出しの場合は小石で仕上げますが、
土間の下と土間の周りに断熱材を敷いていないと、玄関が大変冷たくなります。

コンクリートは熱を伝えやすいので、長期優良住宅では必須の断熱部分です。

この写真では見えていませんが、底面にも板状の断熱材を敷いています。

この様に土間の部分には床がないので、床断熱はできません。
かと言って断熱なしでは玄関から大量の熱が逃げてしまいますので、
基礎の底と立上りの部分を断熱する必要があります。😅要するに基礎断熱①です。

 

(2)もう一つはお風呂(ユニットバス)です。

ユニットバスを置くところは床組せずに、基礎コンクリートに直接置きます。
絵で示すとこんな感じ…、

床下空間に外気が流れる床断熱の場合、空気がユニットバスと壁の間を流れます。

ですから、そこから家の中に外気が侵入して来ます。
そして2階の床まで進み、家が暖かくならないのです。

これを防ぐには、ユニットバスの区画を他の区画と完全に分ける必要があります。

ユニットバスを置く区画を基礎の立上りで完全に分けて、基礎断熱②にするのです。

この様に別な区画にしますので、床下空間の空気はこの区画に入って来ません。
ただ、メンテナンスのために人通口は必要なので、人通口用の気密蓋を付けます。

ここまでやらないと床断熱では気密施工になりません。

床断熱仕様の皆さん、ホントにこれやっているのですかね。
全部を基礎断熱にしてしまえば、事は単純になると思いませんか。☘️


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