太陽光発電、蓄電池、V2Hのおさらい

春分の日の連休は思いのほか気温が下がり東京もみぞれだったそうですね。
重たい残雪の春スキーを覚悟で出かけて行ったらフワフワの新雪となり
シーズン最後のスキーを満喫してきました⛷。

来週はもう海かな🏄?

🌸     🌸     🌸

屋根の向きがあまりよくないので太陽光発電システムが載っていない我が家ですが
エネルギー価格も上がってきそうなので、遅ればせながら考えています。

今から載せるならばV2Hや蓄電池も見越して考えたいのですが
一度に全部装備するのはさすがに資金が…😓
とはいえ、後から何かを足す段階になってまだ使えるものも交換するのも嫌だし
何を選んでおけばよいのでしょうか?

太陽光に詳しい業者さんからレクチャーを受けたのでおさらいをしてみます。

 
まずは現状「比較的新しい」太陽光発電がすでにある場合
「比較的新しい」とはパワコンがまだまだ使える、~7・8年くらいでしょうか?

蓄電池を増設するのは比較的簡単です。
太陽光システムのパワコンと相性の良い蓄電池パワコンを選びます。
注意したいのは、大抵の場合特定負荷型蓄電池しか対応していないことです。
特定負荷型は停電時に決まった部屋しか電気を供給してくれません。

V2Hの増設はできません。

 
FITも終わったしそろそろパワコンも寿命だね(10年~)という場合。

各社が発売している「ハイブリッド」パワコンに交換すると全負荷型蓄電池が増設できます。
全負荷型は停電時に家じゅうどの部屋でも電気を使えます。
(もちろん、蓄電量に限りがあるのですべての部屋で使い続けるとすぐ電気が無くなります)

ハイブリッドパワコンでもV2Hにはなりません。

 
これからV2Hは必須でしょう、という場合。

現状ではニチコンさん一択です。
太陽光のパワコンは交換不要ですが、ニチコンさんのEVパワーステーションを増設して
車をリーフに買い替えれば、リーフが巨大な蓄電池です。

車は週末くらいしか使わないという方には最適ですね。
別途の蓄電池は増設できますが、ニチコン製でないと保証がつきません。

 
蓄電池が欲しいし、数年後に車を買い替えるなら電気自動車、という場合。

新設、または太陽光発電用パワコン交換時はニチコンさんのトライブリッドもあります。
家庭内、蓄電池、車の3者で「トライ」ブリッドです。

EVパワーステーションは3者の間でいちいちDCとACの変換をするので電気の無駄が出ますが
トライブリッドはDCのままで電気を相互にながせるのが特徴です。
 
トライブリッドはスマートなシステムですがその分高額なのが悩みどころです。
この先何十年か、V2Hがニチコンさんだけというのもあり得ないでしょうから
数年後にはもっと安価なシステムがでてくるかもしれません。
 
レクチャーを受けて、ますます悩みが深くなったのでした😭


☆ ★ ☆  サンキハウスの施工事例  ☆ ★ ☆

大好きなカフェの居心地が叶う家

北欧テイストと住み心地、どちらも叶えたナチュラルハウス

マリメッコのファブリックや北欧家具の映える北欧スタイルの家

スタイル+耐震+省エネの大変身リノベーション

リノベーションで生まれ変わった築22年の家

投稿者プロフィール

伊豆川佳世子
伊豆川佳世子二級建築士・インテリアコーディネーター