LIXIL の新しい窓

なんだかんだと言ってもテレビで見てしまうオリンピック。
日本選手の活躍も華々しく、ゴールドメダルラッシュです。

(私が知らないだけかもしれませんが)急に現れた10代の選手がさーっと金メダルを奪っていくと思えば
30代でようやく花開いた選手もいます。
白熱した試合を見ていても面白いですが、テレビや新聞記事の特集で
その選手のバックグラウンドを知るとさらに応援したくなります😄

🥇      🥈      🥉

サンキハウスが標準で採用している窓はLIXILとYKKの樹脂サッシです。
この夏からそのはLIXILの窓がエルスターに代わり、新しくEWというシリーズになります。

LIXILさんのHPより

ここでちょっと横道。
いわゆる窓のことサッシと呼んだりしますが、サッシとはそもそも「窓枠」のこと。
サンキハウスで採用しているのは樹脂の窓枠なので樹脂サッシということですね。

窓枠の中に入っているのがガラスです。
このガラスが2枚になっているのがペアガラス、3枚だとトリプルガラスになります。
これらのガラスは間に空気の代わりにアルゴンガスが充填されていて密閉されています。
(トリプルガラスの場合、クリプトンガスも選べます)。
もし表か裏のガラスにヒビが入ったら全部取替です。

これとは別にペアサッシと言うこともあります。
これは昔ながらのガラス一枚の窓では寒いので、内側に別の窓を取付た場合のことを言います。
サッシが二重になっているのでペアサッシですね。

さて、話は戻ってLIXILの新しい窓の何が変わったのでしょうか。
一番重要な熱還流率はアルゴンガス入りのトリプルガラスの場合、0.86W/(m2・K)で同じです。

大きな違いは色です。
今までのエルスターは少しベージュっぽい色で「白」とは言いにくかったのですが、新しいのは真っ白です。
ベージュだとサンキハウスで人気の真っ白な漆喰の外壁にしたいお客様にはちょっと選びにくかったのですが
EWでは問題が無くなりました✨

ペアガラスとトリプルガラスで枠のデザインも統一されました(引違いは除きます)。
レアなケースですが、家の南はペア、他はトリプルガラス仕様と混在させても違いが目立ちません👍

混在と言えばYKKの場合APW330シリーズにペアとトリプルガラスがありますが、
こちらのトリプルガラスは真空ガラスになっていて細かい黒い点々があります。
(ガラスとガラスのスペーサーだそうです)。

色については、さらに今まで白一択だった内観に木目柄ができました。
カタログではけっこうリアルな木目柄に見えるので、木の雰囲気が好きな方には良さそうです👍

とにもかくにも白くなったことで、一歩遅れを取っていたLIXILの窓もサンキハウスでの採用率が上がりそうですが、
細かい所ではAPWの方が優れている点があると感じます。

APW430では格子入りガラスを選べます。
可愛いお家にはぜひ取り入れたい格子入りガラスなので、今回のラインアップに加わらなかったのは残念です👎

もう一つは境界までの距離が取りにくい時に、開口を制限するセイフティストッパー。
縦スベリダシ窓には最初からストッパーが付いてるAPWなら、うっかり付け忘れが防げて安心ですが
EWは個別に追加料金です👎

さて……
先日EWのお見積り第一号では、さっそくやらかしてしましました😓
エルスターの時はエルスターSがペアガラス、Xがトリプルガラスと別の名前になっていました。
YKKはAPW330がペア、430がトリプルです。

ところが!
EWは一言EWと言っただけではペアなのかトリプルなのか、わかりません。
お見積り依頼の時、「タイミング的にエスルターXかEWで」と言ってしまったら
トリプルのつもりがペアガラスの価格でお見積もりが届いてしまい、お客様に大変なご迷惑をおかけしてしまいました🙇‍♀️

比較がエルスターXなんだからトリプルに決まってるじゃない、察してよ😤!と言いたいところですが
相手も同じように「トリプル」を入力し忘れたのかもしれません。
何でわかりやすく名前を変えておいてくれないのかなぁ。

見積りの内容を細かくチェックしなかった私のミスなんですけれど、
自分のミスを棚に上げてちょっと出足をくじかれた感じです。

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投稿者プロフィール

伊豆川佳世子
伊豆川佳世子二級建築士・インテリアコーディネーター