結局ツーバイ化ですか?構造塾さん
コロナが流行して以来、家で過ごす時間が増えたためか、YouTubeが盛況です。
数々の専門家が住宅の性能や構造について、YouTubeに動画をアップしていて、
お客様からも「YouTubeで勉強しました。」と言われることが増えました。
そこで、
昨年は、私もどんな専門家が話しているのかな?と思い、色々な動画を見ました。
散々見たあと、解り易さ・情報の正確さ・内容の充実度からお客様に推薦する場合、
住宅の温熱性能なら、「松尾設計室」さん
木造の構造なら、「構造塾の佐藤」さん
がお勧めだとお話ししています。
昨今は飽きや忙しさもあり、しばらく新作を見ていなかったのですが、
お客様の知識が益々上がって来ている実感もあり、キャッチアップするため、
久しぶりに住宅系YouTubeを見てみた所、「おや!」と思う動画を見つけました。
お客様にも紹介しているYouTuber「構造塾の佐藤」さんのこの動画です。
【時間として9:00~9:30の辺り】
構造塾の動画は「在来軸組工法」の耐震性能についての話がほとんどで、
今回の動画では、在来軸組で「自由設計が売りの工務店の間取りでは設計ルールが無くて危ない」
と言うものでした。
その為、「構造塾」では法律上の義務はないけど「一定のルール」を設けてそれに従って間取りを
考える事を推奨すると説明していました。
私:「あっそう」、「それも必要かもね」
と思い見続けると、
構造塾:「このルールは2×4工法のルールをそのまま流用したものですが…、」
私:「なに~ぃ!」
完全にパクリじゃないですか。
ツーバイフォー(2×4)工法は、日本でオープン工法となった時から設計の厳格なルールが決められています。
その中心が「耐力壁と耐力壁線区画」という考え方ですが、
それをそのまま在来軸組工法に流用しようと言う訳です。
「結局ツーバイ化ですか?構造塾の佐藤さん」
「ツーバイフォー工法は間取りの自由度がない」と揶揄していたのとは、真逆の対応ですが、
在来軸組工法の野放図な間取りに悩まされ続けている、構造設計の皆さんの嘆きが伝わって来ましたよ。☘️
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