なぜDIYhomeなの?
弊社のURL(ホームページアドレス)は https://diyhome.co.jp/ ですが、サンキハウスなのになぜ?
なぜ DIYhome なの?にお答えします。
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初めにちょっと住宅の話とは違いますがお付き合いください。
新聞を読んでいて知った事ですが、「2025年の崖」問題と言うのがあるそうです。
これは日本のITの基幹システムが老朽化して世界のスピードについて行けなくなり、
デジタル化の世界競争に敗れると言うのです。
私の前職(といっても25年以上前ですが)はSE(システムエンジニア)でしたので納得する話です。
大企業の基幹システムは大部分が外注により作られていて、社内にシステムエンジニアがいない
会社も珍しくありませんでした。
その結果、今でも30年も前に作られたシステムを大事に使っている会社が多いのです。
けれどもさすがに現在のテクノロジーからは遠ざかり過ぎていて、改修ではすまなくなり、
大規模な作り替えが必要です。 しかし、社内にはそのノウハウがなくまた、外注も
30年も前の仕様や技術を覚えているわけではないので、ブラックボックス化してしまい、
作り替えが出来ないと言うのです。
出来ることは全く違うシステムに置き換えることなのですが、それには相当の時間と費用が掛かります。
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さて、この問題から住宅の世界について考えてみましょう。
欧米では巨大なホームセンターがあり、住宅の部品や設備、材料や工具など様々な住宅関連の品物が売られています。
また、それらのホームセンターでは材料や設備について教えてくれるサービスが豊富です。
ですから、中にはキッチンやユニットバスの取り換えや床の張り替えなども自分で行うDIYが盛んです。
日本はどうかと言うと、ホームセンターはたくさんありますし、材料なども売ってはいますが、
趣味の範囲で楽しむ程度で、キッチンを交換したり床を張り替えたりする人はほとんどいません。
結果として、自分の家がどのように作られていて、寒さ暑さを防ぐために何が必要で、老朽化した部分をメンテすることもなく、
傷んでいてもほおって置くため、30年という短命で解体してしまいます。
先ほどの「2025年の崖」問題と同じような構図がここにあるのではないでしょうか。
少なくとも自分の家がなぜ寒いのか、なぜ痛みが早いのか、どこをメンテすれば長持ちするのか、などの知識がなく
人任せにしている為に日本の住宅が欧米のように良くならないと思うのです。
20年前にこのURLを付けたとき考えたのは、
日本も将来は欧米のように自分で家のしくみを理解したお施主様たちが、自分で家をメンテして快適で長持ちのする家を造るだろう。
その時に弊社はそのお手伝いが出来れば良いなと思い付けたURLなのです。
残念ながら未だその様な状況にはなっていませんが、その時が来るまでこのURLで続けて行きたいと思います。☘️
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