最近の床材事情

こんにちは😊

お家のインテリアを決める時に早い段階で決まるものとして

まずは床材が多いのですが(内装のイメージがおおむね決まり、床の面積から

選んだ床材の費用が把握できます)反面、結構悩ましい部分でもあります。

 

普段、床材のことを考える機会が多い仕事をしていますが

それでもいざ自分が選ぶとなると悩んでしまう・・というほど

今はたくさんのメーカーから様々な樹種やオリジナルの床材が発売されています。

 

サンキハウスのお客様は無垢の床材を選ばれる方が多いのですが

金額的にちょっと高め・・・となった場合、表層の部分だけにはなりますが

本物の天然木を貼った「突き板・挽き板」をオススメすることもよくあります。

最近の床材は仕上がってしまうと無垢床なのか突き板なのか

それとも挽き板なのか分からない・・のですが断面をみると一目瞭然。

それぞれの違いは表面の天然木の厚みになります。

目地も突き板はV字ですが、挽き板は厚みがある分緩やかなR加工です。

 

一番上が天然木なら無垢床みたいにワックスをかけたりメンテナンスが必要?

というご質問を受けますが、実は突き板も挽き板も表面を工夫していて

・ワックスフリー

・傷に強い(まったく傷がつかないわけではないです)

・消臭や抗菌作用

までついて「表面を加工しました!」といったわざとらしい艶もないマット調の仕上げ。

 

こうなってくると無垢っぽいナチュラルな雰囲気も楽しめて

表層は天然木のような経年変化も楽しめて、でもお手入れがラク

そして寸法安定性もあるという素晴らしさ。メーカーの技術の進歩はすごいです。

 

ただ、欠点は挽き板はかなり割高で、場合によっては無垢床と変わらない

見積になることもあります。その場合、部屋ごとに使い分けをしてコストの

工夫をしています。最近のおススメの突き板と挽き板のメーカーさんは

朝日ウッドテックとイクタですが、サンキハウスもイクタさんの突き板を

採用しています。

 

みなさんはどんな床材を選びますか?

私はもし家を建てるなら全部挽き板にしたいと妄想しております。

無垢床のようなお手入れ不要、消臭機能までついているなんて夢のよう(笑)

トップ画像の床材は今お打ち合わせさせていただいているお客様のリビングの床材で

イクタさんの挽き板のフレンチヘリンボーン仕上げ、樹種はナラ(オーク)です。

こちらも仕上がりがとても楽しみです😊

 

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投稿者プロフィール

寺田園子
寺田園子二級建築士・インテリアコーディネーター