木の中の木🌳

こんにちは。

先日、中学生の娘の誕生日に欲しい物を尋ねたら

「アコギ(アコースティックギター)が欲しい」と言われたので早速Amazonで

注文しました。届いて直ぐに弦が切れ💦返品と迷ったのですが近所の楽器屋さんに

弦を張り直してもらいました。初心者向けのお手頃すぎるギターだったので

いたしかたないとは思いますが、見た目が濃いブルーで素敵なのでビジュアルで

良しとしました😊

 

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前回、床材の話をしましたがその続きとして。

床材の樹種はそれぞれ好みがあるのでお好きなインテリアに合わせて

決めると思いますが、以前として人気があるのは圧倒的にオーク(ナラ)だと思います。

※画像は朝日ウッドテックさんHPより

オークと言えば、どんぐりの木。日本人には馴染みのある木ですね。

オークの種類は500以上あるそうで、日本のオークはミズナラ・コナラと呼ばれ

昔はその品質の良さからヨーロッパへ輸出をしていた歴史があります。

 

基本的にオークは世界に広く分布しており、蓄積量は多く需要が安定している

木材ですが、最近のウッドショックや異常気象、温暖化によるムシの発生

戦争による影響で質の良いオークの希少価値がどんどん上がっているそうです。

 

オークの特徴は美しい杢目と、強くしなやかでありながら適度な重さがあり

水を通しにくく曲げの加工もできるため、あらゆる用途に利用されています。

そのバランスの良い優れた性質、美しさ、調達のしやすさなどから

「木の中の木」または「木の王様」とも言われています。

 

インテリアの部材として、以前はその杢目の美しさを引き出すような使われた方を

していましたが、ここ数年ではラスティックグレード、ラスティック加工の仕上げが

とても人気があるそうです。

ラスティックとは「素朴な」「飾り気のない」「温もりあふれる」という意味で

木(オークやバーチなど)の持つ杢目、色の濃淡や節や入り皮をそのまま隠すことなく

表現した仕上がりで天然木らしさを味わえます。

 

節や入り皮といった“キャラクター”をあえて入れることで個性的かつ

インテリア性が上がり、ナチュラルテイストのインテリアはもちろん

モダンなインテリアに合うなど様々なテイストで使われています。

しかも、節や変色が少ない洗練されたグレードのものに比べ

節や濃淡の素材感をそのまま活かしているラスティックグレードは

価格がお手頃なのも魅力です。

 

弊社のモデルハウスもラスティックなオークの床材を採用しており

ナチュラルな雰囲気に北欧モダン(家具や照明)が入ったインテリアに

仕上がっています。

ご来場されたお客様にもご好評で、居心地が良く長く滞在したくなるとのご感想を

いただきます。おそらく床の節の素材感が、天然木の温もりや癒しの雰囲気を感じ

とっていただけているのだと思います。

 

ナチュラルすぎるのも野暮ったくなるし、モダンすぎる部屋もなんだか落ち着かない・・

やっぱり床って大事ですね😊

 

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投稿者プロフィール

寺田園子
寺田園子二級建築士・インテリアコーディネーター