オール電化契約の電気代が危ない!

2023年1月から政府の光熱費急騰に対する支援制度(電気・ガス価格激変緩和対策事業)で7円/kwの補助が始まり、
また、昨冬の気温が平年より高めだったことも幸いしてエネルギー需要が減少し電気代に対する不満も一服したようです。

しかし、この政府による電気代の支援も今年9月までの時限的な措置とされており、今秋以降にまた再燃することは必至です。
いずれにしても、電気代はこれからも上がる方向ですので、我々ができる防衛策を考えたいものです。

 

住宅系ブロガーである松尾設計室さんの最新の動画が参考になりますので、ここで紹介します。

ちょっと長い動画なので要約をしておきます。

(1)太陽光発電は自家消費が当たり前に
2023年度の売電単価は16円なので、買う電気の半分以下の単価です。

(2)蓄電池より、「おひさまエコキュート」がお得
おひさまエコキュートで昼間お湯を沸かせば蓄電池4kwに相当するエネルギーを貯めることが出来る。
※ おひさまエコキュートとは、夜間電力を使わず昼間の電力で沸かすエコキュートの事。

(3)電気代は今秋以降再び上昇する
電気代はベース単価+再エネ賦課金+燃料費調整額で決まりますが、燃料費調整額は契約種によって変化します。
現在のオール電化契約の電力単価は大体40円/kw(オール電化契約の1kw単価、賦課金と燃料費調整額を含む)
従量電灯契約の場合は大体35円/kw(従量電灯Bの1kw単価、賦課金と燃料費調整額を含む)程度です。

 

すでに夜間電力を使うオール電化契約は安くありません。
なぜなら燃料費調整額がどんどん上がってしまっているからです。
一方、普通の従量電灯契約の方は、キャップ制(頭打ち)になっているので値上がりが止まっています。

これはもう 従量電灯契約に変えるしかありません。

従来のエコキュートの電気単価以外のデメリット
①深夜電力で沸かすので、お湯を使うのは次の日の夜、20時間後に使うため高温で沸かす必要がある。
②深夜に沸かすので、特に冬の夜は気温が低く、ヒートポンプ(エコキュートの仕組みはエアコン暖房と同じ)にとって条件が悪い。

エコキュートを買い替えるなら、昼間の太陽光発電の電気を使える「おひさまエコキュート」にするのが良さそうですね。
それと、電気の契約も従量電灯に変えましょう。☘️

 

追記:
2023年5月より再エネf課金が▲2円/kwh程度安くなる事が分かりました。
また、地域電力会社の燃料費調整額は2023年1月の8~13円/kwh程度を最高にその後は低下傾向にあります。
原因は、国の電気料金激変緩和措置の▲7円/kwhと最近の原油・天然ガス価格の低下によるものです。
従量電灯契約の燃料費調整額は▲7円/kwhの補助により、マイナス金額になっています。😁

▲▼▲▼▲ お知らせ ▲▼▲▼▲

現在、お知らせするイベントはありません。

☆ ★ ☆  サンキハウスの施工事例  ☆ ★ ☆

大好きなカフェの居心地が叶う家

北欧テイストと住み心地、どちらも叶えたナチュラルハウス

マリメッコのファブリックや北欧家具の映える北欧スタイルの家

スタイル+耐震+省エネの大変身リノベーション

リノベーションで生まれ変わった築22年の家