プロの目でみたモデルハウス

私が所属している団体に静岡県インテリアコーディネーター協会があります。
今年はお互いの仕事ぶりを紹介しあい、
より知識や技術を高めていこうという話になり、
サンキハウスのモデルハウスに県内各地から5人のコーディネーターさんたちが来場しました。

通常モデルハウスにいらしたお客様の場合は全体的な雰囲気を楽しみます。
細かいところに関しては、まずご質問はありません。
私たちにとってはそれで成功です。
調和がとれているということだからです。

しかしプロは違います。 細かい「納まり」=どのように作ったかを見ます。
いきなり寸法を測ったり、下からのぞき込んだり、まるで完了検査のようです。

厳しいチェックが終わり、落ち着くね~、素敵だね~と感想をもらいましたが、
特に「ここ凄いね!」と褒めていただいた納まりを紹介しますね☺️☺️

🏡これは外壁に貼ったSOLIDOという素材です。
一般的には家の角には専用の金物部材を使うので金物分の隙間ができます。

けっこうパックリと分かれてしまっているのが嫌だったので、
職人さんに右からと左からの板を互い違いにして角で合わせてもらいました。

板が上下で重なるため、職人さんは角を作るのが大変だったと思いますが、
皆さん「こんな納まりできたんだ、今度真似しよう!」と絶賛でした😅

🏡同様にSOLIDOですが、こちらは内装材です。
壁掛けテレビの後ろに貼ってあります。

壁の厚み分まではSOLIDOで、折り返したところからは漆喰なのですが
SOLDOと漆喰の境目に段差がありません。
塗り壁の厚さを踏まえてSOLIDOの幅を調整しています。
白い巾木もの小口が見えないようにほんの小さな三角のピースを入れています。

ここもきれいにできているね!とのコメントでした。

🏡壁の厚みは玄関でも調整しています。

Woodoneさんの装飾用羽目板です。
羽目板をただ上から貼ったよりははめ込んだ風がワンランク上に見えます。

🏡続きましてはダイニングを兼ねた木製のカウンターです。
質問は「このカウンター、どうやって支えているの?」

カウンターには立ち上がるときに手をついたりして力がかかります。
たわみ防止に床までの脚があれば安心ですが、
きっと足の小指をぶつけるので脚はイヤです。

それで、カウンターはL型の金物で支えていますが、その金物は
グレーのモールテックスの壁の中に埋め込んでいます。

インテリアではありませんがサンキハウスの床下エアコン、小屋裏エアコン、
トリプルガラスの樹脂サッシも新鮮だったようです。
サンキハウスでは当たり前のこの3種の神器もまだまだ一般的ではないのですね。

ズバリ「これだけついてこのお家いくら?」と核心をついた質問に
「ざっくり外構や家具も入れて〇〇〇〇万円です」と正直に答えてたら
「え?安くない?そんなもの??」と驚きのコメントが。

これには私がびっくり。「え?そうなの?高くないの?」
モデルハウス仕様なのでかなり高額になっちゃった、と思っていましたから。

このイベント、なかなか密度の濃い2時間でした。
この集まりは9月にもあります。
次回は他の方の創意工夫を見ることができるのが楽しみです😄😄


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