国の断熱等級に新たなレベルが…
今年4月から国の断熱等級に新たなレベルが出来ました。
正式には「断熱等性能等級5」と言います。
昨年の夏に興奮して見ていた、河野太郎のタスクフォースで国土交通省に引導を
渡した結果出てきたものが今回の断熱等級の新設です。
そしてこれに留まらず、
続いて2022年10月には「断熱等性能等級6」「断熱等性能等級7」も新設される予定です。
昨年のブログ記事「HEAT20のG3が0.26な訳①」で予想していた通りの結果ですが、
G1(0.56)はZEH(0.6)とほぼ一緒とみなすと、HEAT20をほぼ丸呑みした結果となりました。
2022年10月の「断熱等性能等級6」「断熱等性能等級7」にはそれぞれ
断熱等性能等級6にHEAT20のG2であるUa値=0.46W/㎡K
断熱等性能等級7にHEAT20のG3であるのUa値=0.26W/㎡K、が充てられる予定です。
これもHEAT20と同じですね。
ようやく国際的にも住宅の断熱性能を語れる基準ができました。(まだ相当低いですが。)
後は断熱の義務化がいつ始まるのか。義務化にもステップを設けるのかが次の焦点になります。
住宅YouTuberのどなたかが言ってましたが、
義務化が始まると数年後には移行期間が終わり、その時点で基準を満たしていない住宅は、
「既存不適格」になる。
そうなると中古市場ではそのレッテルが価格に影響する事も十分に考えられるそうです。
今、新築をお考えの方はそうした「未来の基準を予想して性能レベルを考える必要がある」
過渡期になってしまったと言えるかも知れませんね。
弊社の2×6住宅は『G2.5』(G2とG3の間)に位置しています。
このレベルまで義務になるにはこの先何十年もかかると思いますので、安心してお選び戴けます。☘️
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