『wallstat』運用開始

wallstatを使い始めました。
京都大学、生存圏研究所の中川准教授の開発した、木構造の耐震シミュレーションです。

対象の住宅は、平屋ではあるものの大きな勾配天井の吹抜け空間があります。
耐震設計上の問題は無いのですが、熊本地震の益城町の地震波を入れて
検証してみました。

特に気になっている部分は、walkモードで内部から観察することが出来ます。

実際に揺らして見ると、壁や柱が動きます。
損傷があるとカラー表示(黄色→オレンジ→赤)で損傷具合が表され、最悪は倒壊する
画像になりますが、今回は色の変化も無く、無事でした。

 

在来木造のホームズ君構造EXを使ってwallstatを動かしている方達からは、
結構すぐ倒壊すると言う話を聞きました。

wallstatで考慮されている構造は、柱・梁・筋交いor構造用面材に引き寄せ金物だけ
であり、実際の家では幾らかの耐力になっている表層の外壁材や屋根材などが考慮
されていません。

その為、
ホームズ君構造EXでは、現実に近づける為に「余力」として、こうした外壁材や
屋根材の耐力分を構造に上乗せして計算することを推奨しています。

 

弊社で使用している「らくわく」は2×4工法専用の構造設計ソフトですが、wallstatを
2×4工法用にアレンジして実装したとは言え、それらの余力を加える事なく損傷ゼロに
なりました。

逆に、この住宅は2×6工法なので、外壁構造が140㎜の厚さですが、wallstat上では
2×4(89㎜)での計算になっており、現実よりも華奢な構造として計算しています。

凄いぞ!『2×6住宅』

いろいろ余力の多い2×4工法ですが、構造材が値上がりしている為、価格が上昇ぎみです。
耐震力も保温力も優れた2×6工法住宅を建てる事は今後益々金額的に厳しくなってくると
危惧しています。☘️


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