ウッドショックと住宅ローン

5/26の夜はスーパームーンの皆既月食🌗🌑🌓ということで
にわか天文ファンの我が家ですが、夫が昼間から観測に適した場所を探したりして
わくわくしながらその時を待っていました。

望遠鏡をセットして、海の向こうに上ってきた月を見たのが最高潮。
その数分後からどんどん曇ってきて、月は分厚い雲の中に隠れてしまいました☁️☁️。

ネットでライブ配信される月食を天にかざして「あそこにあるはずなのに…」

完全に空振りに終わった月食観察でした。
自然相手の趣味はか思い通りにはいきませんね😭

🌙     🌙     🌙

相変わらず木材の状況が好転する報せは無いのですが
それどころか太陽光発電パネルに使う部材も中国が買い占めているので
品薄で価格が上がりそうという話を聞きました。

木材ほどは致命的ではないのですが、ネガティブなニュースばかりでため息が出ます。

それでもお子様の成長に合わせてや、長い間探していた希望に合う土地が見つかった!
などの理由で家を建てたいお客様もいらっしゃいます。

ウッドショックの困るところは
1️⃣ 木材の価格上昇によって当初の資金計画では資金が不足してしまうかもしれない
2️⃣ 工期が遅れて家が完成していないのに返済が始まってしまうかもしれない
の2点になると思います。

金融機関さんとしてどのようなサービスがあるのかJA静岡市の担当者さんに聞いてみました。
(現状は「もし、こうなったら…」という仮定の質問に対する返答なのですが
今後、実際に困る方が増えると対策が変わるかもしれません。)

1️⃣ に対してですが、たとえお客様に非の無い不可抗力だとしても
一度決まった金額を途中でアップすることはできません。

もし資金が余ればその分は繰り上げ返済すれば良い事なので
最初から出来る限り多めにローン組んでください、とのことでした。

2️⃣ についてですが、最初に住宅ローンを使った時から6~12カ月後にローンの返済が始まります。
現時点では「12カ月以上延ばすことも可能です」という明確な回答はありませんでした。

土地代の支払いからローンを使うとすると、弊社でのご建築の場合平均的に9カ月後くらいでお引渡しです。
返済開始を12カ月後まで伸ばしても余裕は3カ月程度。
3カ月あればなんとか事態は好転するような気がしますが、しないかもしれません😰

3️⃣ 3つ目の対策は土地と建物で別々のローンを組む方法です。
土地を購入してから5年くらいのうちに建物も建てるという前提で土地の決済だけ先に行います。

🙆‍♀️この方法のメリットは
・気に入った土地を確保できる
・ウッドショックが収まってから建築することができる
・家を建てる頃には収入が上がっていて借りられる金額が増えるかもしれない

🙅‍♀️リスクは
・土地代の返済は始まってしまう(賃貸住宅に住む場合、家賃と二重になります)
・ローン手続きに関する費用が2回分になる
・家のローンの金利は借りる時の金利なので土地を買ったときより上がっているかもしれない
・転職や育児のための退職などで家計の収入が減ると想定していたほど借りれないかもしれない
・車をローンで買い替えると想定していたほど借りれないかもしれない
・返済期間が短くなり、月々の負担が増えるかもしれない
・病気などしてしまうと団信が通らないかもしれない

ウッドショックでなくても住宅ローンについてはご検討されていると思いますが
この時期、いろいろな事態を想定して納得のいくまで各金融機関さんにご相談ください。

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