スギの救世主、フィンガージョイント

7月に開催する東京オリンピック・パラリンピックが外国人観客なしで開催
されることになりました。

個人的にも、開催するなら無観客と思っていましたので、まずは外国人客の
来日を止めて、次に国内観戦も無観客で行うアナウンスを来月頃に行うのでは
と思います。

仕方がありませんが、開催するならこの方法しかないと思うのは多くの日本人の
意見ではないでしょうか。

それにしても、オリンピックを当て込んでホテルや商業施設を新設した企業は
途方に暮れている😨でしょうね。

🌸     🌸     🌸     🌸     🌸

前回お伝えした国産2×4材にスギの間伐材が使われるためには、
この技術が欠かせません。

それは「構造用たて継ぎ材」です。
たぶん「フィンガージョイント」と言った方がなじみがあるかも知れません。

木製椅子の腕木のジョイントで見かけた事があると思いますが、
次の様な技術です。

ギザギザ部分をかみ合わせて接着することで、短い端材を繋ぎ合わせ、長尺に
する加工技術です。

縦に使う間柱の場合は、継ぎ目方向に力が掛からないため、接着さえ良ければ
ソリッド(無垢材)と変わらないか、それ以上の強度が保障されています。

20年位前にカナダの製材工場を見学した際に知り、カナダでは構造材の加工技術
としてすでに承認されていましたが、日本でもやっとJASの認可が下りた様です。

これで、木を余すところなく使え、短い端材だったスギを立派に構造材として利用
できます。

国内の工場でも。製材ラインにこのフィンガージョイント工程を入れた工場が
出来ている様ですので、弊社でもこれからこの構造材を積極的に使って行きたい
と思います。☘️


▲▼▲▼▲ イベントのお知らせ ▲▼▲▼▲

R3 3/27(sat)・3/28(sun)『広々2Fホールと家事ラク♪動線のお家』完成見学会

☆ ★ ☆  サンキハウスの施工事例  ☆ ★ ☆

大好きなカフェの居心地が叶う家

北欧テイストと住み心地、どちらも叶えたナチュラルハウス

マリメッコのファブリックや北欧家具の映える北欧スタイルの家

スタイル+耐震+省エネの大変身リノベーション

リノベーションで生まれ変わった築22年の家