中古住宅の流通を考える

台風10号のお陰で、お盆休み後半はインドアで過ごしました。
アウトドア派の私としてはチョットがっかり、でも久々に映画館でフルCGの「ライオンキング」を見ました。

「CGもここまで来たか」
もうすぐリアルな俳優はいらなくなるのでは? そんな印象を受けました。

 

サンキハウスは新築ばかりでなく、中古住宅のリノベーションも承っております。

2年前になりますが、築35年も新耐震基準前の古い住宅に耐震リノベーションを施して、
皆様に見て戴いた中古住宅があります。 こちらです。

新築とは違うビンテージ感がいい感じに仕上がって、業界の評判は上々でした。
業界の雑誌の表紙を飾りました。

しかし、その後リノベーションを行いたいと言うお客様は現れず、
新築ばかりを建てております。

 

日本の中にはリノベーションの盛んなエリアもあります。
札幌がそうです。

昨年、札幌のアルティザン建築工房さんに見学に行った時の様子です。

新谷社長から色々お聞きしている所です。

 

静岡と大きく違うのは、中古住宅が古くてもシッカリしていて、
特に基礎は良く、まだまだ使えるなと言う印象でした。

減築した結果、古い基礎が余った現場。 基礎は高さもあり、しっかりしている。

 

静岡で同じように築35年以上の家を見ると、こんな感じです。

基礎がほとんどありません。
この基礎を使ってフルリノベーションをする事は無駄に思えます。😔

 

国土交通省のHPにある統計を調べて見ました。

既存住宅流通量(持家として取得した中古住宅数)

棒グラフの上部(ピンク)の部分が戸建て住宅の流通戸数です。
実は、昭和50年からほぼ横ばい。 ほとんど増えておりません。

住宅は新築がほとんど言うことが良くわかるグラフです。
外国では一般的になっている中古住宅を改修して住むと言う習慣が育っていないのです。☘️


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