お風呂の床下は気密化すべし

基礎断熱を標準にしている当社の家の床下は室内と同じ温熱環境になります。
そのため「冬床が冷たくて、スリッパを履かなくては。」はありません。

その恩恵を知ってしまうと、
以前の様に床断熱にする事がめっきり減ってしまいました。

しかし、現在久しぶりに床断熱の家を建てています。

理由は予算の関係と3階建てのため当社の標準仕様と言える
床下エアコンと熱交換換気システムはオーバースペックと、
お客様が判断したからです。

 

とは言っても、お風呂の床下は基礎断熱にする方が以下の点で
優れているので、基礎断熱を一部採用して戴きました。

(1)ユニットバスの周りから床下の外気が家の中に漏れ出さない。
(2)お風呂のお湯が冷めにくい。

ユニットバスの入る床下はこの様になっています。

完全に床下の他の場所と区画を分け、隙間を一切作りません。

では、洗面室(脱衣室)との間はどの様になっているのでしょう。

この様に断熱蓋がついた点検用人通口が開いています。
こちら側は床下に外気の流れる普通の床下断熱ですから、
お風呂の下とは区分けしています。

ピンクとブルーのチューブは基礎を貫通しているのですが、
もちろん穴を最小限に開けて、隙間は発泡断熱材で埋めています。

 

ここまでしているのは理由があります。

ユニットバスの周りには隙間がいっぱい空いているので、
基礎断熱でない床下にユニットバスを施工すると、外気が
いっぱい室内に入って来てしまいます。

この様に浴室から家が冷えてゆき、結露も起こるので腐朽したり
しろありの被害にあったりする可能性が増します。

床下の全てを基礎断熱にするのが理想ですが、浴室だけでも基礎断熱にすれば、
かなり快適な住宅になります。


▲▼▲▼▲ イベントのお知らせ ▲▼▲▼▲

毎週日曜日『中古住宅+リノベーション相談会』開催中

☆ ★ ☆  サンキハウスの施工事例  ☆ ★ ☆

北欧テイストと住み心地、どちらも叶えたナチュラルハウス

北欧のサマーハウスのような白いカバードポーチのある家

マリメッコのファブリックや北欧家具の映える北欧スタイルの家

スタイル+耐震+省エネの大変身リノベーション

リノベーションで生まれ変わった築22年の家