工務店の時代が到来?
日本のスポーツ選手が海外で活躍してるニュースを見かける機会も多くなりました。
テニスの錦織選手やゴルフの松山選手など、20年前の日本では考えれれなかった事です。
体が大きくなったのが原因かメンタルが強くなったのか分かりませんが、その様な選手が出てくると第2、第3の選手も出てくるから不思議です。
20年前と言えば「日本の家はウサギ小屋」などと言われていて、窓も単板ガラスで結露が酷く、阪神大震災で多くの犠牲がでるなど世界基準から大きく取り残された低性能の住宅ばかりでした。
それ故、ハウスメーカーの工業化住宅(いわゆるプレハブ住宅)が安心安全と言うイメージを作り上げ大きな成果を上げて行きました。
我々工務店が建てる住宅は木造工法が多く、震災による「木造は弱い」と言った印象を与えてしまったこともハウスメーカーの台頭に拍車をかけてしましました。
唯一「住宅」という商品だけが、オーダーメイドが量販より安価になるという奇妙な現象が続いています。
と言うのも、我々工務店の建てる家は完全オーダーメイドが多いのですが、ハウスメーカーの量販住宅の方が価格が高いのが現状なのです。
ハウスメーカーの家はルールが多く、決まったカタログの中から選ぶ仕組みなので、自由度がありません。
設備や建材も多少の選択肢はありますが、自由に選択できる分けではありません。
それでいて価格が高いのですから、家づくりが楽しくなる事はなく、必要だから建てると言った建物です。
それでもハウスメーカーで建てる人が多くいるのですから、我々工務店が今まで以下にアピールしてこなかったか?
努力が足りなかったと言わざる負えません。
しかし最近、特に北海道や九州にスーパー工務店と言われる独自のシステムや商品でハウスメーカーに負けない売り上げを上げる工務店が出てきています。
九州のシンケンやベツダイ、北海道のヤマチコーポレーションです。
個性的なデザインや商品開発で魅力のある住宅を提供していて、ハウスメーカーの「凡個性だが安心感がある」をようやく上回る工務店が登場して来たのです。
我々サンキハウスもその領域に行くべく努力をしているわけですが、まだまだの様で、さらなる努力をしなければなりません。「静岡は温暖だから」という定説を覆して、より高断熱の「ツーバイシックス(2×6)」を中心に頑張る所存です。☘️
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