プランニングQ&A【四角くて総二階の家】

先日インテリアコーディネーター協会とリクシルさんのコラボで
ピカピカ泥団子づくりイベントが開催されました😄

用意されている泥団子を削って形を整えるところから始めます。
どんどん削ると小さくなっちゃうので、そこそこで色塗りを始めました。

いよいよ磨く段階になって、きれいな球面じゃないとまんべんなく磨けない❗️😫
と気づいても後の祭り。

できたことはできたけれど、100%満足ではない…
またしてもリベンジしたくなってしまいました😭

✨     ✨     ✨
今回は家の形に関するQ&Aです。
Q5なぜ四角くて総二階の家を推奨するの?

家の外観はお客様の主張であり、基本的には自由です。
どんなに複雑な形の家も構造計算と適切な資材を使えば可能でしょう。
先に恰好の良い外観を決めてから中身を考えるという建築家もいます。

一方で外観に中身を当てはめていくと微妙なスペースができてしまう場合があります。
複雑な形はコストアップにつながります。
どんな形の家がコスパが良いのかを考えてみましょう。

一番コスパが良い家は?と言えば、ズバリ正方形の総二階です。

たとえば①の家と②の家、面積は同じですが外周の長さが違います。
(②の家は面積を同じにするために一般的ではない数字になっています。
外周が長ければ外壁を作るための建材資材が多く必要になります。
基礎の鉄筋やセメント、木材、断熱材、石膏ボード、外壁材…
いろいろなところで少しづつ増えると「塵も積もれば…」です。

別の角度から見てみます。
面積が小さくなれば家の価格も下がるのは大前提ですが?

家の一部が欠けていて面積は減ったのに、外周が変わりません。
凹凸のあるデザインは分が悪いのです🤨

 

では総二階と下屋のある家(1階の方が大きい家)を見てみます。

 

延床面積は同じです。
でも、屋根を見てみると1階が広い④の家は屋根も広くなっています。
同様に基礎も広くなるのでコストアップです。

同じ広さであるならば正方形の総二階が
一番コストがかからないということがわかります。

前回のブログ、プランニングQ&A【家の広さ】でフォーマットを使って
1階と2階にそれぞれ必要な部屋を割り振った時に、
家の機能を1階に集めるとどうしても1階だけが大きくなってしまいます。

建築コストをできるだけ抑えたいと考えるのであれば、
1階にあるものを2階に持っていくことができなのか、一考の価値はあります。

家の形で印象も大きく変わるのでコストが全てではありませんが
こんなことも踏まえたうえで素敵なデザインのお家にしたいですね😄

🏡     🏡     🏡

さてさて、イベントで作った泥団子はこちら。

折しも11/8は月食の日でした🌒。
気が付いていたらあのダークオレンジにしたのになぁ😓

 

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