夏の除湿も床下エアコン、ただ注意も!
日本の夏は温度が高いだけでなく湿度も高いのが特徴です。
前回のブログではこの季節、床下空間にカビが生えてしまうことをお話しました。
床下を換気経路に入れることによって空気が移動する様になること、
湿度の上昇を抑える熱交換換気システムであれば尚良いことを示しました。
しかし、上階のエアコンの除湿された空気を床下に引き込むだけでは積極的な除湿にはなりません。
どうしても、上階ほど湿度は下がりません。(床下の温度の方が2~3℃低いので相対湿度は上がる)
そこで、冬の暖房として活躍した床下エアコンを今の季節の除湿機として使う事を提案しています。
普通の壁掛けエアコンですから、除湿機能も付いています。
そこで、エアコンの冷房除湿運転で床下に除湿された涼しい空気を送るのです。
フローリングがほんのり冷たくなると共に床下も除湿され、カビの心配もなくなり安心。
冬の為の床下エアコンですが、夏の床下除湿にも使える優れた機能だと思います。
ただ、冷やし過ぎにはご注意ください。
基礎コンクリートを冷やし過ぎると、そこで結露を起こし、逆にカビを繁殖させてしまいます。
コンクリートが露点に達しない程度の高温?(27℃程度)がお勧めです。
普通の壁掛けエアコンだから出来る「一粒で二度美味しい」アイデアですね。☘
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