UA値にも慣れてきた
先週のアイシネン、アクアフォームの記事と同様に、断熱材ネタです。
2020年の省エネ住宅の義務化からは、外皮性能(断熱性能と同じ意味です)と一次エネルギー消費量(電気などの消費量)を明示する必要があります。
「まだ3年先かぁ~」と言ってると直ぐにやって来るので、以前のQ値を使わずにUA値で表すようにしています。
最近ようやく「0.34(W/㎡K)」とか「0.54(W/㎡K)」とかが慣れてきました。
最初の「0.34(W/㎡K)」がサンキハウスの2×6住宅のUA値
次の「0.54(W/㎡K)」が2×4住宅のUA値です。
2020年の義務化時に必要となる静岡でのUA値が「0.87(W/㎡K)」なので、すでに軽々クリアなんですけどね。
弊社で主に使う断熱材は「裸」のグラスウールです。
グラスウールと聞くと安物の代名詞の様にいう方がいますけど、技術革新もされていて熱伝導率が0.032(W/mK)を達成している製品があります。
綿菓子の様に白くて繊維も細かいので、昔のグラスウールの様にチクチクしません。
まあ、アイシネン、アクアフォームが万能と思っている業界人もいますが、グラスウールが上手に施工出来るかどうかが腕の見せ所、ノウハウが必要な世界です。
この新しいグラスウール断熱材は「アクリアウールα」と言います。
これを使うと当社の2×6住宅のUA値が0.34(W/㎡K)→ 0.33(W/㎡K)になります。
たかが0.01ポイント、されど0.01ポイント
この積み重ねが重要、「塵も積もれば山となる」です。
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