「高断熱は健康に良い」医学的エビデンス
毎年この時期に発表される
「住宅の断熱化と居住者の健康への影響に関する全国調査」
の第8回報告会が先月末に行われました。
断熱改修による室温の上昇が「健康に良い効果がある」という
医学的エビデンスが得られたようです。
2014年から始まった同調査では、
断熱改修した家の住人の5年間にわたる追跡調査を行った結果、
血圧、血中脂質、心電図異常などと室温との関係を突き止め、
低室温が健康に影響をすることが医学的に認められました。
では、静岡エリアでの現状はどうでしょうか?
新築住宅と中古住宅の双方で家の暖かさのレベルはと言うと、
これが芳しくありません。
同調査によると、北に行くほど暖かい家が普及している様で、
静岡市は「高断熱住宅普及率」と「冬季死亡増加率」共に全国平均で
下位に属しています。
「静岡は暖かい」という思い込みから断熱性の低い家を建てて来た為、
多くの既存住宅で断熱改修が必要です。
また、新築もまだまだ高断熱住宅が普及しているとは言えず、
デザインや間取りを優先した「静岡は暖かいから」と言った考え方が
主流なのですね。
以下のブラフから全国の傾向が解ります。
都道府県比較で静岡はワースト7位です。☘️
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