31年後に検証、タイベックはやはりすごい
サンキハウスの家の2大テーマ「超高気密・高断熱」と「60年超長持ち」
を支える基本は、①適切な建築部材と②正確な施工です。
②正確な施工についてはいつもこのブログにおいて発信していますが、
①適切な建築部材についての記事は少ないと思い、今回はその話題。
時折参考にさせて戴いている新潟のARBRE DESIGNさんのブログ記事で
当社の家と同じ部材を使った壁構成(在来工法なので合板はないのですが)
の31年後の解体の様子を記事にされていたので紹介します。
(ARBRE DESIGNさん いつも大変参考になる記事をありがとうございます。)
壁構成は外から
外壁→通気層→タイベック(サンキは+構造用合板)→裸のGW→気密シート(ポリエチレン)→シナベニア(サンキは石膏ボード)
32年前の1992年に竣工したARBRE DESIGNさんの自邸の樹脂窓を交換する
際の外壁内部の様子をレポートされています。
30年前の住宅を補修のための解体をした経験がないので大変興味があります。
気になったのがタイベックの様子。
次に、室内の気密シートと裸のグラスウール断熱材の様子
サッシの淵をブチルテープで防水処理
今の施工手順とは一部違うが30年前としては良い施工。
樹脂サッシのメーカー名が示されていませんでしたが、
樹脂サッシ自体もまだまだ使えそうな様子。
ただ、パッキンが痛んでいてサッシの気密が悪くなってしまったので
サッシ自体をトリプルサッシに交換することにしたそうです。
まとめに、30年前に北海道で確立した壁構成【タイベック+(合板)+裸のGW+気密シート】
は今でも十二分に機能する壁構成であることが証明されました。
中でも通気層の確保と2次防水(タイベック+ブチルテープ)の施工精度が
一番大事と言う、「基本に忠実が一番良い」が再確認された記事でした。☘️
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