台風後の壁の中
インスタグラムのストーリーズをつらつらと送って見ていたら
ふいにFin JuhLのペリカンチェアが飛び込んできました。
しかも一番気になるムートン版。
やっぱりとてもかわいいです。
しばし、ムートンのペリカンばかり探して
「いいね」を連発しまいました😄
🐧 🐧 🐧
せっかく始めた「Q&A」ですが、
本日またもや横トピックスです。
9月末の台風で静岡市の家が大変な被害を被ったことは
全国のニュースでも報道されました。
その後約1カ月経ち、床上浸水してしまった弊社のお施主様、O様宅も
いよいよ修繕を始めることになりました。
浸水してしまったお家で一番気がかりなのは断熱材と木材です。
サンキハウスでは袋に入っていないグラスウールを使用しています。
なぜ、今、グラスウールを使うのか、は過去何度もブログでお伝えしています。
なかなか伝わらない性能の話(断熱2)
アイシネンでは防げない
UA値にも慣れてきた
『本当に』お勧めの断熱材
性能もコスパも良いグラスウールですが湿気に弱いので正しい施工が必須です。
内壁に防湿気密シート、通気、外壁に透湿防水シート(タイベック)で
内外からの湿気(水分)から断熱材を守っています。
しかし、さすがに浸水は想定してません。
浸水すると基礎と外壁の隙間(通気工法の通気するところ)から雨水が入ってきます。
断熱材が雨水を吸ってしまい、木部にも滲みてしまいます。
水分を吸った断熱材もいずれは乾くのでしょうが、外気にさらされているわけではないので
乾くまでにはとても時間がかかり、壁の中の木に水分を提供し続けます。
すると、栄養=木材、水分、酸素、気温20~30度が揃ったときにカビや腐りが発生してしまいます。
まだまだ日中20度を超える日もあるので気になります。
実際、他の床下浸水のお客様から床下でカビが発生したようだ、というお話もあり
O様宅もとにかく断熱材の除去を急ぎました。
石膏ボードをはずしたところ。
床から20~30㎝、まだ乾いていません(浸水は21㎝)。
綺麗な雨水ではなかったので黒ずんでいます。
断熱材もはずしたところ。
まだ目立ったカビや木材腐朽菌は発生していないようで良かったです。
木部の染みは残ってしまいますが、乾けば問題はないでしょう。
ところで、上の写真の断熱材に、もう一度注目してください🥸。
浸水していない上の方は、ふかふか真っ白です。
(気密シートがかかっているのでやや緑ですが)
きちんと施工されていれば、年数がたってもこんなに綺麗です🌟🌟
❗️最後にもう一点❗️
床下を乾かすために扇風機で風を送っている方もいるかと思います。
もしカビが発生してしまったら、扇風機でカビ菌を散らすことになるので厳禁です。
(カビは見えないところですでに発生しているかもしれません)。
扇風機は清掃と消毒をしてからにしましょう by お掃除やさん
☆ ★ ☆ サンキハウスの施工事例 ☆ ★ ☆
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