リノベーションのお見積り

今朝犬の散歩をしていたら道端にヘビの死骸がありました。
20㎝くらいの小さなヘビです。

野生のヘビなんて、子供の頃に父が藪から青大将を引っ張り出そうとしたこと以外見たことがありません。
この辺にも居たんだ。

普段はまず遭遇しないので、ヘビには居てくれてもまったく構いません。
彼らが住めるような、適度な自然はこれからも残っていて欲しいです。

そういえば抜け殻をお財布に入れておくとお金がたまるんだっけ?
さすがに死骸はムリだけど。

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ここ数日、リノベーションのお客様のお見積りと格闘しています。

サンキハウスでは大掛かりなリノベーションも行うことが有りますが、
今までの事例では他のスタッフが担当して、
私は久しぶりのお見積りです。

まずはお施主様のご希望を聞いて図面にして眺めてみました。
自分なりに各工事にかかる費用を書き出してみたところ、
お施主様の予算に余裕があるような気がしていました。

それから職人さんたちと現地調査に行き、
それぞれの工事のお見積りを見ると…?
あれ?どの項目も予想をオーバー😥😥

今回初めてわかった、リノベーションは想像していたより費用が掛かるということ。
新築と比較して、ということなのですが。

新築のお見積もり、もしくは内装を全部壊してスケルトンにしてしまうなら話は簡単です。
何かを作る面積を計算して、その分だけの資材や工賃を考えれば良いのです。

ではリノベーションで洗面台の位置を変えるとすると、
1)洗面台にくっついている電気配線や水道の配管をはずして
2)洗面台を新しくして、
3)新たに配線、配管をつなげて
4)古い洗面台や配管などは処分する

ということで、1)と4)の費用が余分にかかります💰。

またはリビングと個室の間仕切り壁を壊して、大きな一部屋にする計画だと、
壁のクロスは壊した壁の厚み分だけでなく壁一面張り替えないといけません。
もしかしたら一面どころか大きくなった部屋全部替えないと変かも?
天井クロスも然りです。

床も既存のフローリングがまだきれいでも、
壁の厚み分だけ新しい素材が来ると目立ってしまいます。

それが気になるなら広くなった部屋全部のフローリングを
壊して、捨てて、新しく貼り直しです。

実際に壊したり作ったりする面積だけでは済まないのです。

集まってきたお見積もりをまとめながら
そういうことか~、と改めて認識不足を感じました。

なんとかお客様のご予算内に収まる組み合わせを考えましたが、
もしかしたら私の認識不足がお客様に過度の期待を持たせてしまったかもしれないと、
お打ち合わせの日まで気がかりです🥺🥺

 


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投稿者プロフィール

伊豆川佳世子
伊豆川佳世子二級建築士・インテリアコーディネーター