日射取得型Low-Eトリプル

昨日の地震は大きな被害がなくて良かったですね。
静岡でも震度3、遠くの地震の為か大きくゆっくり揺れていました。
東日本の震災から10年も経ったとは? 再び身近な恐怖を感じました。😖

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今週末は見学会を開催しておりました。
2×6工法でトリプルガラスのお家です。

2月とは思えないほど気温が高く、床下エアコンは体感できない状態でした。
案の定、ちょっとオーバーヒート気味で、窓を閉めているとちょっと暑い。

南側に大きな窓が三枚もあるので、日射取得型のガラスでは
部屋の温度がすぐに上がり、他の部屋との差が大きくなってしまいます。

床下エアコンを付けないと他の部屋(北側の部屋など)はちょっと寒い
のですが、南側のLDKはちょっと暑い感じです。

日射量[W/㎡] x 南面の窓面積[㎡] x 日射熱取得率=日射取得量[W]
の式に当てはめると、300W×8.06㎡×0.48=1160.6[W]

電気ヒーター2台分位の熱を窓から戴いている結果ですが、部屋の広さ
31.88㎡に吹抜けを加算しても45㎡位の空間を暖める為に必要な熱量は、
Q 値[W/(㎡・K)] x 延床面積[㎡] x 内外温度差[K]で導かれるので、
1.3[W/㎡K]x45㎡x(23-17)℃=292.5[W] となり必要十分なのです。

 

プランの時からもっと大きめのLDKを作って戴くか、ドアを設けず他の部屋と
繋げてより大きな空間になってしまうか、または窓を日射遮蔽型にして太陽熱
遮ってしまえば良かったのですが、お客様のご要望が日射取得型トリプルの窓と
指定された為、仕方ありません。

改めて、日射取得と間取り、断熱性能と暖房機器の組み合わせの難しさを
感じました。☘️


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