浴室に換気扇はいらない?

梅雨が明けません。 もうすぐ8月と言うのに。
地球温暖化の影響なのか、異常気象が常態化しています。

☔️     ☔️     ☔️

エアコンの冷房は室内の温度だけでなく、湿度も下げます。
ですから、冷やし過ぎない程度にエアコンを使って除湿するのが、
良いのですが、冷やし過ぎを嫌って窓を開けては元も子もありません。

外の湿度は80%以上なので、窓を開けると大量の湿気が室内に入り込みます。

「そんな事分かっています。窓を開けていませんよ。」と思った方に質問です。
「お風呂の窓はどうですか? 開けていませんか?」

どうですか。
通常、浴室の窓は開けている方が大半です。
夜お風呂に入って、出たときに浴室の換気扇を回すのが普通ですよね。
その時、浴室の窓を開けて、換気扇をタイマーで1~2時間回す。
通常、ほとんどの方がそうしていると思います。

それが間違いだとしたら、
そんな事考えたことなかった。 ですよね。

超高気密の家なら、その方が良いらしいのです。

お風呂場に、窓は要らない!
公言している新潟の設計士さまのブログからの情報です。

写真を見ると脱衣室の壁に換気扇の様な物が見えますが、その先が
浴室を向いています。 脱衣室の空気を浴室に向かって押し込んでいる様です。

つまり、外に排気しないで、隣の部屋に空気を移動しているだけなのです。

こちらから吸って、

設計事務所 ARBRE DESIGN さんのブログから

こちらに吐き出す。

設計事務所 ARBRE DESIGN さんのブログから

こちらに厳密な考察を行った解説があります。 → https://arbre-d.sakura.ne.jp/main/column/1-2/

お風呂の窓を開け離しておくと、その大量の水蒸気を含んだ外気が浴室を乾かす代わりに、
カビを生やす温床になることは容易に想像できます。

ですから、浴室の窓を開けておくより、窓を閉めて浴室ドアを開け、送風機で空気を送り、
乾かした方が、よっぽど全体の湿度を上げない事になる様なのです。

 

確かに、梅雨時期の外気(30℃80%)には絶対湿度で24.3g/㎥もの水蒸気が含まれているのですから、
仮に40坪位の住宅の室内空気が350㎥とすると、24時間換気を行っている現代の住宅では、
1時間に175㎥の外気を取り入れますので、175×25g=4252gの水蒸気が室内に流入する計算です。

毎時4リットルの水分ですよ。
道理で、浴室がなかなか乾かない訳です😆

目から鱗が落ちる✨ような情報ですね。
弊社のOB様にもお知らせしなくっちゃ。☘️


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