10畳用エアコン1台で全館暖房
今シーズンはまだスキーに行けていません。
全国的に温暖で雪が降っていないからです。
スキー場関係者は悲鳴を通り越して今シーズンを諦めた様です。😩
年々寒さが緩くなって来ているので、
今日のテーマは余り興味が沸かないかも知れませんが、暖房の話です。
⛄️ ⛄️ ⛄️
昔と違い今は石油や都市ガスを室内で燃焼させる暖房は少なくなっています。
その理由は室内の空気が汚れるからです。
石油やガスを室内で燃焼すると酸素を消費し二酸化炭素と水蒸気が発生します。
その為、寒くても時々窓を開けて換気する必要があります。
せっかく温まった空気も窓を開けて入れ替えねばなりませんので、
燃費も掛かりますし、排気の臭さや水蒸気が結露の原因になるなど良いことがありません。
その為、今の家では室内の酸素を燃焼しない暖房方式が一般的です。
空気を汚さない暖房としては、電気ストーブ(こたつを含む)や電気の
オイルヒーター(デロンギ)などがありますが、家全体を温めるとなると、
「電気代が相当かかる」と覚悟しなければなりません。
ところが、電気エネルギーの5倍もの暖房エネルギーが得られる暖房機があります。
それがヒートポンプエアコン(以下エアコンと呼ぶ)です。
エアコンはもともと冷凍機用に開発されたシステムですが、圧縮―気化サイクルを
逆回りに行うことで、暖房に使えるようになりました。
しかし外の冷たい空気をさらに冷たくしてその中から暖気を得る為、
霜が発生して連続的に運転ができないなど、外気温が低いときには効率的に暖房が
出来ないと言う欠点がありましたが、今では技術改良でその問題も克服しています。
昨年の冬に自邸の床下エアコンを新しい機械に交換しました。
三菱電機の「ズバ暖」と言う寒冷地用の暖房に強いエアコンです。
冷房もできるので、暖房専用と言う訳ではないのですが、外気温が-15℃でも
運転するという寒冷地用のものです。
静岡で外気温が-15℃になることはないので、不適当とも思いましたが、
性能表を見ていたら、小型ながらも暖房能力が大変高いので試しに導入してみたのです。
🏡 🏡 🏡
自邸は高床基礎の基礎断熱のツーバイフォー(2×4)住宅で、Q値1.7、C値0.7築12年の40坪ほどの家ですが、
10畳用のズバ暖1台で全館暖房できています。
多分、1クラス下の8畳用でも充分間に合うと思いますよ。🎍
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