社屋の改装

「北欧スタイルの暖かい家」をテーマにエコハウスを建てているSankiHausですが、
事務所の建物は先代からのイメージのままで来ていました。

建物そのものも築50年近く経ち、いろいろ不具合も出て来ています。

しかし、
建築を生業としているプロとして、古い建物をただ壊して建て替える事はしたくありません。
建物の安全は確保しつつ、古くなった部分を直して行くつもりです。

 

幸い、構造体はまだまだ健全なので設備や外観を手直しする事になりました。

まず手始めに行ったのが、空調と電灯設備の取り換えです。
古くて効率の悪い大型エアコンを止めて(と言っても機械自体はそのままで、運転を止めただけですが)
新しい小さなエアコンを複数設置する方法で、各所を冷暖房することにしました。

また、電灯も電球や蛍光灯を止めて、すべてLEDに替えてゆく事にしました。
(これについては大変な事態が起きています。 後で言いますが…。)

 

次の大きな変化としては外装の一新です。
イメージカラーがブルーから弁柄&オレンジに代わっているので、
建物もその色調にあう色にするつもりです。

こんな感じの色に衣替えする予定です。
ちなみに今までがこちら。 ↓

大きな建物なので濃い色調にためらいはあるのですが、ロゴが映える色で思い浮かぶのがこの色でした。

さて、出来上がりはどの様になるのでしょうか。 楽しみです。

 

P.S. 蛍光灯の交換で思わぬ出費に困惑しています。
「PCB」と言う廃棄物を聞いたことがありますか?

ポリ塩化ビフェニルというオイルなのですが、これが昔の事務所や工場の照明に使われていて
その照明を交換する際、その廃棄処理に多大な費用が掛かってしまいます。

なんと弊社の事務所の天井照明にこれが50台以上あることが分かり、困っています。

蛍光灯の器具の中にある安定器にPCBが使われていた。


2022年までに全て国の貯蔵施設に保管しなければならないそうで、その処理費用に1台20万円もかかるのです。

蛍光灯1台の処理に20万円ですよ。
ですから単純に1000万円以上の費用が必要になるそうで目眩がしてきました。


▲▼▲▼▲ イベントのお知らせ ▲▼▲▼▲

毎週日曜日『中古住宅+リノベーション相談会』開催中

☆ ★ ☆  サンキハウスの施工事例  ☆ ★ ☆

北欧テイストと住み心地、どちらも叶えたナチュラルハウス

北欧のサマーハウスのような白いカバードポーチのある家

マリメッコのファブリックや北欧家具の映える北欧スタイルの家

スタイル+耐震+省エネの大変身リノベーション

リノベーションで生まれ変わった築22年の家