この窓、要る?要らない?

弊社の事務所は2階にあり、
窓のすぐ向こうに電線が走っています。

そこに数羽の鳩がよくとまっていて
パソコンから目を上げると鳩と目線が合ってしまいます🕊🕊

ちゃんと仕事をしているか見張られているようで
ちょっと落ち着かない😅

只今社屋の塗り替え工事中で
足場と養生シートで覆ってしまったので
鳩は見えなくなってしまいました。

いつも見慣れた鳩が見えないとなんだか寂しいものですね。

🏘     🏘     🏘

窓の無い家は建築できません。
(居室に利用する地下室は採光のための窓を設ける必要はありませんでした。)

一般的には建築基準法で居室には一定の自然光が入ってくるように
設計しなくてはりません。
また、家の換気にも開け閉めできる窓は大切です。
(24時間機械換気で適切に換気できれば、
窓による換気は絶対ではありません)。

もちろん、窓の意味はそれだけではありません。
大きな窓から光がたくさん入ってくるお家、憧れますね。
窓の外には緑が広がっていたらもっと良い🌳

弊社のお客様のお宅も、静岡市内でありながら
窓の外には茶畑だったり、公園の緑地だったり
恵まれた眺望が広がっている方もいらっしゃいます😄

いいな~🌳🌳

例え緑が見えなくても、吹き抜けの高いところにある窓なら空が見えます。

解放感が違いますね。

さて、敷地によってはそう、うまい具合に行かないこともあります。
左右の隣家が敷地ギリギリまで建っていて
縦には長いけれど、横はそれほど広くない…

その様な土地の場合、リビングに窓を配しても
窓の外は隣家の外壁しか見えないということもあり得ます😥

景観を楽しめない窓って必要でしょうか?というご質問がありました。

私は、それでもはあった方が良いと思います。
たとえ北向きでも、隣家が迫っていても、窓があるだけで光は入ってきます。
真っ暗な部屋にはなりません。

さらに窓があるからにはカーテンやブラインドを設えます。
カーテンなどはお部屋の雰囲気づくりにとても重要です。


パースの窓を消してしまうと、
なんだか殺風景なお部屋になってしまいました。

景観を楽しめなくても、窓があれば
窓回りで楽しむことができますね。

もしかしたら将来隣家が取り壊されて
意外と眺望開けちゃったりして?


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投稿者プロフィール

伊豆川佳世子
伊豆川佳世子二級建築士・インテリアコーディネーター