サイズが違っていた!

私事ですが娘が都内の内装デザイン・施工会社に勤めております。
3月で無事新人としての一年が過ぎた矢先こと。

ホテルにオーダーで作った家具を納めたところ
既存の家具と揃っているはずのサイズが合わない、
どうなっているの?というクレームがありました😱

すぐに作り直します!ということで決着はついたようですが
検討すべきはどうして間違ったものが制作されたのか⁉です。

一番の問題は彼女が現場調査に出かけたときに
既存の家具のサイズを自分で測ってこなかったことです❌❌

なぜ測らなかったかといえば、
既存の家具の図面が手元にあったからなんですが、
その図面が実際の物とは違っていたのです。

多分、現地でのお打合せで急遽サイズが変更になったけれど
図面は訂正されないままで保管されていたのでしょう。

娘の会社のように社員が100人以上いるような
大きなデザイン会社でもそんなことが起こっています👎

お客様にとって設計段階のお打合せでは
細かいイメージがしにくいことがあります。

造作の詳細は現地で確認しながら決めたりしますが、
現地で寸法が決まり、監督や大工さんに決まった数字を伝えて…

なんてしているうちに、図面の書き直しを忘れてしまうこともあり得ます。
サンキハウスでも「図面はいつも最新です!」とは言い切れません😓

世の中には正しい記録を間違った内容に書き換える人もいるようですが、
私たち工務店は常に間違った記録を残さないように
終わった仕事でも最後まで手を抜いてはいけませんね。

しみじみこれは他人ごとではないので、
こうして自戒を込めて書いています。

でも、本当のところ、一番気になるのは娘が間違えた家具の行方。
秋田の工房で手作りした一つ38万円の特注机だそうで、
どうするんだろう❓❓

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