スタッフブログ
staff blog
床下エアコン、様々な取付高
富士山の初冠雪もようやく訪れ、来週からは寒くなるようです。
そうなると床下エアコン暖房の季節。
サンキハウスで床下エアコンを始めて11年目のシーズンになります。
さて、「床下エアコン」で検索すると色々な画像が表示されます。
数は少ないですが、床置きエアコンを使う事例もあります。

この場合、吹き出し口が上下にあり、
上から吹出せば床上を暖める(冷やす)ことができます。
短所は、機器が高価なこと。
コストを考慮するなら普通の壁掛エアコンを使います。
普通の壁掛エアコンを設置する例では、

箱で囲って、風が床下に向くように設置しています。
メンテナンス性を優先した設置位置ですが、
吹出し口を真下に向けても、風は基礎の耐圧板に当たり、
遠くまで届かない欠点があります。
ただ、家の中央付近に設置するなら良いかもしれません。
もう少し下に設置している例もあります。

この場合、なぜこの高さなのかは疑問の残る所です。
と言うのは、メンテナンスには低すぎてやり辛く、
けれども距離があって、温風も床下に届きにくいですね。
さらに下げて設置するタイプもあります。
壁掛エアコンの頭しか見えません。
サンキハウスはこの位置に設置しています。

エアコンの風を遠くに運びやすい取付位置です。
ただメンテナンス性は悪いので、弊社の場合
メンテナンス用に床板が外れるようになっているのと、
横に点検口を設置してあり、機械の交換の際にも床下に潜れます。
色々な設置位置があるのは、未だ試行錯誤にある証拠。
全国で色々試しながら進化している状態なんですね。
11年目のシーズン、
床下エアコンは経験豊富なサンキハウスにお任せください。☘️
最近の施工事例
投稿者プロフィール

- 宅地建物取引士
最新の投稿
家のしくみ2025年8月16日ハウスメーカーで建てる前に知りたい 型式適合認定とリノベーションの壁
家のしくみ2025年8月10日静岡で中古住宅リノベーションが進みにくい理由
つぶやき2025年8月7日「現場発泡ウレタン断熱ってどうなの?」プロが語るメリットと注意点
つぶやき2025年8月3日小屋裏エアコンの課題と設計上の注意点 — 導入前に知っておきたい重要な視点