クリナップ静岡ショールーム訪問
こんにちは😊
先日、駿河区中原にあるクリナップ㈱さんに行ってきました。
ショールームは丸子池田線のスターバックス中原店☕の横にあります。
クリナップと言えば、日本で初めて「システムキッチン」を発売した会社で50年の歴史があるメーカーです。
現在はステンレス素材を使ったキッチンが人気ですが、サンキハウスの標準仕様にもクリナップのキッチンを採用しています。
ひと昔前までキッチンの天板がステンレスだといかにも作業台というようなイメージでしたが
クリナップさんはステンレス天板を使いやすくかつおしゃれなイメージに押し上げた立役者だと思います。
今ではシンプルモダンなインテリアにステンレスをふんだんに使ったキッチンを採用している事例を見かけますが
シャープな見た目だけではなくステンレスは耐久性、耐熱性、清潔さを保ちやすい、コストパフォーマンスが良いなど
メリットが多いのが特徴です。
ステンレス天板の仕上げにはいくつか種類があります。
一般的に
・エンボス加工（凸凹の模様をつけ立体感をだし傷などが目立ちにくい仕上げ）
・ヘアライン加工（細いラインを一方向につけ光沢を抑えた仕上げ）
・バイブレーション加工（ランダムに研磨した模様をつけ素材感と高級感がある仕上げ）
があります。
さらにクリナップさんには「バイブレーションロッシュ」という岩肌のような自然な凹凸をつけ、使い込まれたような風合いと
柔らかな光沢感が美しい意匠性の高い仕上げと、さらに昨年「バイブレーションダーク」というバイブレーション加工に
特殊なコーティング剤（美コート）に発色剤を混ぜて作った深みのあるダークブラウンのステンレス天板が登場しました。
このステンレスに色を付ける技術に約20年かかったそうで、2023グッドデザイン賞を受賞されています。素晴らしいですね～
ステンレスとは思えないほど深みのある美しい天板で木質系の扉との相性も良さそうでした。
このバイブレーションロッシュとバイブレーションダークはセントロというクリナップさんの最高グレードのキッチンに
採用できる天板加工なためお値段もそれなりに上がってしまいそうですが一見の価値はあると思います。
※バイブレーションダーク加工
また、クリナップのキッチンは構造そのものがステンレスで作られていて（※グレードによって異なります）
側面、底面もすべてステンレスにすることでカビや錆び、臭いもつきにくくお手入れがラクというのも特徴です。
他のキッチンメーカーの場合、底板はステンレスでもその他は木質系の素材で作られていますのでこの違いも
クリナップの大きな強みだと思います。
ステンレスに特化したメーカーのためマニアックなイメージでしたが、1つ1つの部材にこだわりがあり
長く愛用できるキッチンだと思います。ステンレス素材のキッチンにご興味の無い方でも他のメーカーに負けないぐらい
扉のデザインや種類も豊富ですし、細かい仕様（シンクやレンジフードなど）も使い勝手を考えられた商品がたくさんあったので
キッチンを選ぶ際にショールームに行って体感してみるのもおすすめです♪
☆ ★ ☆ サンキハウスの施工事例 ☆ ★ ☆
投稿者プロフィール
- 二級建築士・インテリアコーディネーター
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