地面に熱を吸い取られる?

3日間、朝の気温が氷点下。 外にあるバケツの中の水も凍ってしまう日々が続いています。
静岡でこれほどの寒さを連続して経験した事は初めてではないかと思います。

❄️ ❄️ ❄️

今日、OBのMS様が弊社を訪ねて下さいました。
あいにくセミナー中で会釈を交わす事しかできませんでしたが、スタップから近況をお聞きしました。

SM様は某電機メーカーにお勤めで、空調のエキスパート。 また、当社の床下エアコンの実践者でもあります。
この所の寒さで室温が20℃近辺だそうです。正直もう少し暖かくしたいと仰っていたそうです。

SM様のお宅はツーバイフォー(2×4)工法で壁厚が90㎜です。
Q1(キューワン)住宅の2×6工法+トリプルガラスの樹脂サッシをお勧めしましたが、「静岡でそこまでは必要ないはず」

確かに、計算すると普通の壁掛けエアコン14畳用で充分熱量をクリアします。
けれども、なぜ室温が20℃近辺から上がらないのか疑問思っているそうです。

私の自宅も最近床下エアコンを装備し、モニターしていますが21℃からなかなか上がらない。
なぜだろうと感じていました。 21℃あれば十分暖かいとも思いますが、人は贅沢なもの、キリがなく上を目指すものです。(笑)

SM様には「もう一段の工夫を考えて下さい」と宿題を戴きました。

新住協の実験住宅での基礎下断熱材施工の様子

確かに、Q1住宅(2×6工法+トリプルガラスの樹脂サッシ)のお家を建てたお客様からはその様な話は聞きません。
なのでQ1住宅までスペックUPしてあげれば問題ないのかもしれませんが、数値で追及するとツーバイフォー(2×4)工法(Q値=1.9)でも大丈夫なはずです。

原因として、
(1)床下は十分暖かいので、床下からの空気の上昇が少ない。(ファンで強制的に床上に空気を送れば解決か?)
(2)唯一断熱していない部分からの放熱が原因。(基礎の耐圧盤の下の地面に熱が吸い取られる)
などが考えれれます。

床下エアコンは誕生して間もない技術です。
まだまだこれが正解と言えない、試行錯誤する段階なのかも知れません。☘️


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