6畳用でもおつりがくる床下エアコン
昨日と今日は駿河区で完成見学会を行っていました。
当社で標準仕様となりつつある床下エアコンの搭載された住宅です。
今日は余り寒くなかったので、エアコンはほとんど回っていませんでしたが、
部屋の温度は25℃にもなって上着が暑く感じました。
2階の温度も23℃はあったので、まったく寒さを感じない快適な家を
多くの方にご覧いただきました。👍
お客様に「大きなエアコンが必要なんでしょうね?」と尋ねられたので、
このブログでお答えしたいと思います。😀
ご覧いただいた住宅は延べ床面積35坪なので115㎡とします。
また、当社のツーバイフォー(2×4)工法の住宅のQ値は1.7~1.9W/㎡Kなので、
間をとって1.8W/㎡Kで計算します。
静岡の冬の最低気温は2℃(1月)です。
室内の快適温度を22℃とすると、最低気温からの温度差が約20℃となります。
ここで、1月の最も寒い日に、室温を22℃にするのに必要な熱量は
20℃(温度差)× 1.8W/㎡K(Q値)× 115㎡(面積)= 4140W
これで終わりではありません。
電灯や人から発せられる熱も冬の暖房には助けになります。その値が
4.6(日本の家の標準係数) × 115㎡(面積) = 529W となりますので、それを引きます。
4140W – 529W = 3611W
これで終わりかと言うと、違います。
熱交換をする第1種換気システムを搭載していますので、その熱回収分を換算して見ると
3611W × 0.25 = 903W となります。
圧倒的な小ささです。 6畳用のエアコンでもおつりが来ます。
暖房専用として使うならこの小ささで十分です。
ただ、夏も除湿兼1階の冷房として使うことを考慮すると4KW(14畳用)
程度を設置しておく事をお勧めしています。☘️
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