スタッフブログ

staff blog

ChatGPTに聞いてみた|静岡市で断熱等級6の家を建てる最適な方法

最近はAIの進歩がすごいですよね。ChatGPTなんかは、ちょっと複雑な質問にもパッと答えてくれるので、つい頼りたくなってしまいます。

そこで試しに、こんな質問を投げかけてみました。
「静岡市で断熱等級6の家を建てるときに必要な条件と、どんな工法や材料が有利なのか教えてください」

すると、

ChatGPTの答え

1. 静岡市の地域区分と断熱等級6

  • 静岡市は地域区分「6地域」(温暖地)にあたります。
  • 断熱等級6の基準は、UA値(外皮平均熱貫流率)0.46以下
    → 窓・壁・屋根・床などの部位ごとの熱損失を合算して基準値以下に抑える必要があります。
  • HEAT20で言えば「G2グレード」に相当し、冬の快適性を確保するには十分な性能です。

2. 必要な設計・施工上の要件

  • 外皮性能計算の実施
    BELSや省エネ基準に基づき、部位ごとの断熱材厚み・窓性能を入力してUA値を計算。
  • 気密性能の確保(C値0.5以下を目標に)
    換気システムを正しく機能させるためには必須。全棟気密測定を推奨。
  • 開口部の強化
    窓は熱損失の最大要因。樹脂サッシ+Low-E複層ガラス(アルゴンガス入り)が基本。さらに大きな開口部がある場合はトリプルガラスも検討。
  • 断熱ラインの明確化
    屋根断熱か天井断熱か、基礎断熱か床断熱かを早い段階で決めておく必要があります。

3. 有利な工法

  • 枠組壁工法(2×6工法)
    • 壁厚140mmを活かして高性能グラスウール(高密度16K〜20K)、セルロースファイバー、発泡系断熱材を充填可能。
    • 熱橋(柱や梁の木材部分)の割合を減らせるため、在来工法よりもUA値を有利に計算できる。
  • 在来軸組工法(充填+付加断熱併用)
    • 105mmの柱厚だけでは不足するため、外張り断熱を追加する「付加断熱」が現実的。
    • 材料コストや施工精度の確保で難易度は上がるが、デザイン自由度は高い。

4. 有利な断熱材の選択

    • 2×6+高性能グラスウール16K〜20K 140mm充填(コスパ良好)
    • 吹付ウレタン(気密確保しやすいが厚み制御が課題)
    • セルロースファイバー(調湿性に優れる)
  • 屋根/天井
    • グラスウールブローイング300mm以上
    • 硬質ウレタンボードによる外張り断熱(夏型結露に注意)
  • 床/基礎
    • 基礎断熱(押出法ポリスチレンフォーム t=65mm以上など)
    • 床断熱の場合は押出法ポリスチレンフォーム90mm前後

5. 静岡市でのポイント

  • 冬の寒さより夏の暑さ対策が重要
    → 屋根・窓の遮熱性能(遮熱Low-Eガラス、屋根通気)を強化。
  • 湿気対策
    → 基礎断熱時の換気計画、夏型結露への配慮が欠かせない。
  • 光熱費削減と補助金対応
    → ZEH水準(UA値0.6以下)を超える性能なので、ZEH補助金やGX補助金の対象にもなりやすい。

✅ まとめると:

  • 静岡市で断熱等級6を取るなら 2×6工法+高性能サッシ+基礎断熱 がコスト・施工性・性能のバランスが良いです。
  • 在来工法の場合は付加断熱が前提になります。
  • 夏型結露や湿気対策をきちんと行うことが、温暖地での長期的な耐久性の鍵となります。

以上がChatGPTの答えでした。

その答えを見て、思わず驚きました。
なぜなら、ChatGPTが示した仕様が、まさに弊社サンキハウスのセミオーダー住宅 「ラ・クープ」 そのものだったからです。

ラ・クープの特徴

  • 2×6工法 による強固な構造
  • 樹脂製ペアサッシ を標準採用
  • 基礎断熱 による断熱気密に優れた室内環境

これらはすべて、ChatGPTが「断熱等級6の実現に有利」と答えた要件と一致しています。
つまり「ラ・クープ」は、AIが導き出した“理想的な高性能住宅”そのままの仕様なのです。

投稿者プロフィール

伊豆川達也
伊豆川達也宅地建物取引士