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高気密の最大の敵
それは、「エアコンの穴あけ工事」です。(最近は「乾太くん」も要注意)
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もうすぐ梅雨の季節ですね。
空気がジメジメし始めるとエアコンのお世話になると思いますが、
新しくエアコンを設置するなら壁に穴を開けなければなりません。
建設時、同時にエアコンを付ける場合は、予め穴を開けておくので、
その周りの断熱材や穴の周りの隙間もしっかりと塞ぎます。が、
子供が大きくなったら部屋に個別のエアコンを増設する場合もあります。
その場合予め穴を開けず、実際に付ける際の施工になります。
(将来も結局エアコンを付けないことも多いですから…。)
後からエアコンの穴を壁に開けることは、
気密シートが破れて、断熱材も引きちぎられ削り取られるのです。🥶
こんな感じです。

中を覗くと

断熱材やその周辺が引き裂かれていますね。
これでは、懸命に気密工事をした住宅も、一つの穴あけで台無しです。
これを防ぐために先行穴あけをして蓋をしておく会社もある様ですが、
それだと気密も損なうし、そこの断熱も無くなり結露の危険もあります。
その為、サンキハウスでは違う方法を取っています。
それは、板状断熱材を穴開け部分に仕込んでおいて、
壁の気密エリアから除外するという方法です。

壁を仕上げると見えなくなってしまうため、
ある程度大きな範囲をカバーしなければなりません。
後からその部分を目掛けて穴を開けるため、写真に残しておくことも重要です。
勿論、実際に穴を開ける時には板状断熱材の切り口も丁寧にコーキングで
隙間を埋めますが、周辺の気密処理には影響がないので安心できます。
家一棟ですと5,6か所にはなります。
しかし将来に渡って気密を守るためには疎かにできないエアコンの穴対策です。☘️
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