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木造の世界標準2×4工法は大規模化へ
サスティナブル(持続可能)なカナダ産の木材を使う2×4工法は
大規模建築に採用されることも多くなっています。
これは、23年前にカナダ視察の際に私が撮った大規模建築の例です。

5階建てホテルを建設中でした。(Banff, CANADA)
一部RC(鉄筋コンクリート)の部分もありましたが、2階から上は2×4工法の木造です。
こちらは、ショッピングセンターになる建物の内部です。

屋根が大きいので見上げていますが、
大きなスパンの空間がすべて2×4工法の木造です。
23年前にカナダではすでに多くの大規模建築が2×4工法で建てられていました。
当時日本では住宅だけで、2×4工法で大規模建築は建てられていませんでした。
しかし今は状況が変わり、
日本でも大規模な建築が2×4工法で建てられる様になっています。(介護付き有料老人ホーム)

2×4工法は世界中で使われ、日々研鑽されている工法です。
従って、色々な派生技術が生まれ取り入れられて来ました。
当社でも採用している、木質I型ビーム。

実際はどうなるかと言いますと、根太材としてこの様に使います。

穴を開ける事が出来るので、ダクトを貫通させられます。
この様に日々エンジニアリング(技術開発)され、強化された構造になっています。
高階層の建築に欠かせないのは「強度」ですが、それも2×4工法には新たな技術があります。
それは「ミッドプライウォール」です。
次回に続きます。☘️
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