床下エアコン暖房で梅雨期の除湿とは?

今年は梅雨が少し遅くなっていて助かりますが、もうすぐジメジメの季節
がやってきます。

梅雨になると気温が高くなくても、ジメジメした感じは取り除きたい。
そのため除湿したいのですが、それにはエアコンを使うしかありません。

エアコン除湿とは、実は冷房運転のバリエーションの一つなのです。
詳しくお知りになりたい方はこちらの記事をお読みください。
https://rakuna-log.com/how-to-dry/

エアコンの除湿モードには次の二種類があります。
① 弱冷房除湿
② 再熱除湿

エアコンのメーカーや機種によってどちらか一方の方式が備わっている
のですが、最近の省エネタイプのエアコンはほとんどが ① 弱冷房除湿と
なっているそうです。

① 弱冷房除湿と② 再熱除湿の違いについてはこちらを御覧下さい。

 

「再熱除湿」の方が室温が下がらずに除湿できて良いのですが、
再熱のための電気代が冷房以上に掛かってしまいます。

冷気はヒートポンプで作るので、電気効率(COP)が高く省エネですが、
冷気を温めるのは電熱ヒーターの為、電気を多く使ってしまいます。
※ 最近では電熱ヒータ―式でないものもありますが、増エネです。※


※ 3:00位からご覧いただくと「再熱除湿」について話しています。

 

そこで、床下エアコンを使ったこんな除湿方法が今回のテーマです。

 

床下エアコンで弱暖房を行います。

「えっ、夏場に暖房!」って思いますよね。
でもこれって、エアコンの再熱除湿と同じ機能を実現します。

それも暖房部分もヒートポンプなので省エネですし、
もし太陽光パネルが載っているなら、発電で賄えば更にお安く実現できます。

 

だけど、単純に「床下エアコンで冷房すれば除湿も兼ねていいじゃん。」
と思う方もいらっしゃるかも知れませんが、これは注意が必要です。

それは、床下エアコンで冷房をすると床下のコンクリートが冷えてしまい
床下に結露あるいはカビを発生させてしまう危険があります。

梅雨時期の床下冷房で露点温度に達するのは(特に新築3年以内は)早いので
気をつけて下さい。

 

その点、この床下エアコンで弱暖房、小屋裏エアコン(ホールエアコン)で冷房
する二台使いの再熱除湿(裏ワザ)なら床下もカラッとしますので安心ですね。☘️


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