割れてるけど大丈夫?
在来工法は日本の伝統的な工法と思っている人も多いのですが、
日本の伝統的な工法は神社や仏閣のいわゆる「筋交い」の無い工法です。
世界大戦後、多く採用された筋交いのある在来工法は、山から切り出した木材を、
乾燥せずに使う為、背割りという切れ込みを柱材に施してしまいます。
乾燥して来ると何カ所も割れてしまう為、敢えて先に割ってしまうのですが、
これを見た外国人が、「柱が割れているけど大丈夫?」と言ったとか…。
現しで使う柱にもこの様に背割りが入っているのは少し抵抗感があります。(とげ刺さりそう)
私的には、ここまで無垢材に拘らずに集成材を使えば良いのに、と思いますが、
自然素材に妄信していると「接着剤も使わない」と言う事なのでしょうね。
(LED照明が見えるけど、ここから接着剤のVOCが出ていないと良いですね。)
2×4工法の木材は、2インチ(約50㎜)の厚みの木材を人工乾燥させて38㎜まで縮めた、
比較的厚みのない木材を2枚、3枚と張り合わせて使います。
一本一本が割れる事はなく、また釘で合わせて使うので強度も2倍、3倍と計算し易いのです。
私はこの合理的な部分が好きなため、2×4工法をお勧めしています。
在来工法なら、集成材とメタルジョイント、それに筋交いの代わりに面材を張ったモノコック
が必須と思いますが、それでは殆ど2×4工法と同じになってしまうので、
2×4工法でいいじゃん、となります。☘️
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