床下エアコンが効かない!第2弾
今週末は富士市で完成見学会を行っております。
初の平屋と言う事もあり、多くの方にご覧いただきました。😁
しかし、昨日最後のチェックに行ったところ、家があまり暖かくない事に気付きました。
床下エアコン自体は運転をしているのですが、出て来る暖気もぬるい感じで、
家も正直暖かいって感じでなく、「寒くはないね。」程度で、これではお見せ出来ません。
前回のブログ記事「床下エアコンが効かない!」での我が家の様に床下エアコンにホコリが
溜っている分けでもないし(新築なのであり得えない)なぜだろうと設定温度を確かめる為、
壁のコントローラを探しました。
すると、
「あれ、コントローラがない。」
すぐさま監督に電話すると、「半導体不足で欠品しています。」
「お引渡しまでには間に合いますが、今週末はムリです。」との返事。
「普通の無線リモコンでエアコンは付きますから、大丈夫じゃないですか。」
私「それがダメなんだよね。」「これじゃ温度が上がらないから。」
監督「えっ何故ですか?」
私「それはね、・・・。」、・・・と言う訳でこのブログ記事で説明します。
エアコン本体はこの様に床に埋め込まれています。
そして、上の画像の〇の中にあるセンサーで室温を測り、設定温度になると
サーモが働いてアイドル運転になったり、室温が下がると運転が活発になったりします。
普通の使い方「壁に設置して、その部屋を暖める(冷やす)」ならこの本体センサーで
問題ありません。
しかし、床下エアコンとして使うなら、これではダメです。👎
床下エアコンは、設置位置からその本体の下と上では5℃~10℃位の温度差が生じます。
また、出来るだけ設置位置に隙間を作らない事が大事なのですが、完全に隙間を無くす
ことは出来ません。(少しは隙間がないと設置できないため。)
すると、少しある隙間から床下の暖気が漏れてきて、エアコンの本体センサーが
反応して、アイドル運転にしてしまうのです。(サーモが効いて運転を止めてしまう。)
この事をショートサーキットと呼びます。
これを避ける為、エアコン本体のセンサーを使わず、離れた所で温度を取り、その温度を
室温として床下エアコンの出力を制御しなければなりません。
それがこれです。
このセンサー付き有線コントローラーを室温調整したい部屋に設置すれば、
その場所での室温を設定温度に近づけてくれます。
今回そのワイアードリモコン(有線コントローラー)が付いていないので
床下エアコンはアイドル運転になってしまい、部屋を暖められないのです。
「恐ろしや半導体不足!」です。
「何だ、床下エアコンって大して暖かくないじゃん」との悪い評判にならない様に
ブログ記事にしました。
ちゃんと動いている床下エアコンはいつでも弊社の「聖一色モデルハウス」で
ご覧戴けますので、ご興味のある方はご連絡下さい。☘️
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R4 2/5(土)・2/6(日)『子育てが楽しくなる。大人可愛いお家』完成見学会
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