水抜き穴が外気を通す?
新しい年になって最初のブログです。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
お正月休みの間に厄除けのお祓いに行こうと思い立ちました。
静岡市でよく聞くのは上足洗の天昌寺さんでしょうか。
3日のお昼前に着いた時にはすでに長蛇の列😓
諦めてお昼を食べようとしたさわやかハンバーグもまさかの5時間待ち⁈
静岡ではコロナが比較的収まっているので「出歩いても大丈夫だろう」と思ってしまいますが、
今日は全国で6000人越えで第六波に入ったとか?
コロナの厄は祓えないものですかね。
🌺 🌺 🌺
お客様から、あるブログにYKKの大型スライディングは外気が入ってくるところがある、
と書いてあったが本当なのかというご質問をいただきました。
YKKの大開口スライディングは引き違い窓と似ていますが、左右どちらかの窓しか動きません。
閉めたときはハンドルでぐっと枠に引き付けるので引き違い窓よりは漏気が少ない窓です。
ところが、そのブログによると窓の一番下の部分に「水抜き穴」というものがあり、
穴が外部に通じているから外気が入ってくるということだそうです。
さっそくYKKの担当者さんにどうなのかと聞いてみました。
水抜き穴はいろいろな窓で見たことがあります。
外から見ると窓枠の下の方に小さな四角い穴がありますが、それが水抜き穴です。
その前に、窓を構成するパーツについて。
窓が開くからには障子と枠の間にわずかな隙間があり
台風の時に風圧で雨が逆流することがあります。
C値が高い家だと樹脂サッシでも結露することがあります。
そういう水分はガラスの周りのパーツを劣化させるので外部に排出しなくてはなりません。
だからどの窓にも水抜き穴はついています。
例えば開き窓テラスのテラスドア部分。(以下図はAPW430、431の場合です)
赤線はそういう水分を排水する経路です。
水色はその穴を伝って入ってくる外気。
それを緑の〇の部分、部屋内側の枠と障子の間のパッキンが外気をストップしています。
これで気密が取れているのですね。
窓が開かないFIX窓でも水抜き穴があります。
これが引き違いになるとどうでしょうか。
レールの下に水抜き穴があるのですが、樹脂の蓋があり見えません。
でも蓋ははまっているだけで接着されていないので、
隙間を伝って外気が室内まで入ってきてしまうのです🌬
そして大開口スライディングも同じことなのです。
いくら枠と障子をぐっと引き付けて閉めても、レールがある限り密閉ができないのです。
水抜き穴はとても小さいですが、解説の通り外気が入ってくるのは事実です。
更なる高気密を望むのであれば開き窓テラスを選んだほうが良いようです☺️
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