HEAT20のG3が0.26な訳①

難解なタイトルなのにここを読んでるあなたは、かなりマニアックな断熱オタクです。(笑)

少し前の私のブログで紹介した「さとるパパの住宅論」さんの記事に出て来るHEAT20の
地域別のUA値の表で、7地区が静岡になりますが、HEAT20 G3は0.26となっています。

地域区分別のUA基準値
1234567
都市例旭川札幌盛岡松本宇都宮東京鹿児島
H28省エネ基準(参考Q値)0.46(1.6)0.46(1.6)0.56(1.9)0.75(2.4)0.87(2.7)0.87(2.7)0.87(2.7)
ZEH 基準0.400.400.500.600.600.600.60
HEAT20 G10.340.340.380.460.480.560.56
HEAT20 G20.280.280.280.340.340.460.46
HEAT20 G30.200.200.200.230.230.260.26

 

その一段上のHEAT20 G2が0.46なのに0.2も少ない0.26になっている訳を知りたくて、この本を買いました。

「2020年を見据えた住宅の高断熱化技術開発委員会」 発行
<HEAT20 設計ガイドブック2021>

国は昨年の菅総理による2050年カーボンニュートラル宣言を受け、
住宅の断熱基準の上位等級を用意しているそうですが、
民間の基準である「HEAT20」がそのまま登用されるのではと言われています。

ですから、その意味でもHEAT20での評価が今後重要になると思います。

ちなみに弊社の2×6住宅の平均UA値は0.34なので、HEAT20で言うと
G2(0.46)とG3(0.26)の真ん中(ちょっとG3より)なので、G2.5
と呼んでも良いのかな?

このテーマで数回にわたり記事を書いていきますね。☘️


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