その土地で良いのか悩んでいる時に

夏の始まりは空気が白く見えます。
自由な時間の解放感と、
今年こそは宿題を早め終えてさっぱりと新学期を迎えようという決意の色です。

お盆を過ぎるとなんとなく黄色がかってきます。
夏休みが終わってしまうもの悲しさと、
まだ宿題が全然終わっていない焦りと、
まだお休みは10日以上あるという妙な開き直りが混ざった色です。

もう夏休みの読書感想文や自由研究には追われなくなって何十年も経つのに
今でもこんな風に見えるとは、宿題は相当のトラウマですね。

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土地を買ったり、家を建てることは普通の人にとっては
人生で三本指の中に入るくらい大きな決断だと思います。
どんな場所に住もうかたくさんの夢や希望があるものです✨

トントン拍子に気に入った土地が見つかれば夢のお家に向かってどんどん進めるのですが、
張り切って何カ所も土地を見に行ってもなんだかしっくりこなくて
そのうち土地探し自体に飽きてしまうということがあります。

サンキハウスでも土地探しをお手伝いするときは
土地を客観的に点数化してみる方法をお伝えしていますが、
あるニュースレターにもっと細かく分析する方法が書いてあったのでご紹介します。

まずは二人で家族がこれから楽しく暮らすために重要な要素を書き出してみます。
例えば
1)陽当たりがよい
2)通勤が便利
3)学校が近い
4)BBQのできる庭がある

10数個の要素が出てくるかもしれません。

さて、次はそれぞれの要素でペアを作り、どちらが重要かを決めていきます。
総当たりだとかなりのペア数になってしまいますが、ここはひとつ頑張って❗️

陽当たりの良さ vs 通勤が便利
性能の高い家なら陽が当たらなくても寒くはないから、通勤優先?

陽当たりの良さ vs 学校が近い
子供が学校に通うのは数年だけだから陽当たり?  etc

この「2つのどちらかを選ぶ」がこの方法のポイントです。

沢山の要素の中でどれが重要?と聞かれると「なんとなく」で順番付けをしてしまいますが、
二者択一ならどちらかを選ぶ理由が明確になります。
何よりどちらかを選ぶための話し合いがしやすくなります。

沢山の組み合わせで二者択一をしてくと、何回も選ばれる要素と
ほとんど選ばれない要素が出てきて、要素の順位度がはっきりしてきます。
ご夫婦の土地に対する優先度が具体的に一致したわけです。

この方法は家のプランニングでも使えそうです。

やりたいことはいろいろあるけれど、予算も付き物です。
どうしてもいくつかのやりたいことを削らなければならない時に要素同士を比較していくと
「なんだ、これ全然重要ではなかった」ということが浮かび上がってくるかもしれません。

ちょっと面倒臭いですが、漠然と決めて後で後悔したくない時には有効な方法です。

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