付加断熱と地球温暖化の戦い
流行の建築系YouTubeで色々な方が、家についての動画を投稿していますが、
その中に今年(2020年)の夏の暑さについてのコメントがありました。
そう言えば、
過去最高気温である41.1℃を浜松市で観測したニュースがありましたね。
県内で40℃オーバーがでるとは思いませんでしたので衝撃でした。
🌕 🌕 🌕
他のメンバーもブログで書いている様に今モデルハウスを計画中です。
来年の春には完成する予定です。 このモデルでは、
10年先までの弊社提案性能と設備を皆様にご紹介する事が目的です。
当社の売れ筋の2x6工法+樹脂トリプルサッシではUa値=0.35W/㎡K
程度になる事が多いのですが、付加断熱を行ってさらに高性能化を進めて、
0.2代にすることも検討しています。
ところが、地球温暖化が進んでいることを考えると寒さ対策よりも暑さ対策が
より重要になるのかなぁ~と思いつつ、皆さんのYouTubeを見ていた訳です。
前回ご紹介した前准教授の著作「エコハウスのウソ2」からの抜粋グラフですが、
東京の少し下に静岡も出てきます。
ここから分かる事は、冬日(最低気温が0℃以下)がほぼ無いと言う事実です。
私の小学生時代(どんだけ古い😅)冬の通学路に氷の張っている水溜まりを踏んで
バリバリと歩いたり、バケツに溜まった水が凍ってしまったりは日常でしたが、
今静岡では体験出来なくなっていますよね。
この調子で温暖化が進むと思うとこれ以上の高断熱化は必要ないかもしれません。
ですから付加断熱をしてさらに高断熱化するよりも、夏の日射熱対策を考えて
2重屋根工法を実践するつもりです。
2019年11月に改訂された日本の断熱地域区分で静岡は区分6から区分7に変更
されました。 区分8が沖縄ですので、区分7は南国宮崎県と同じ扱いです。
暖房の必要のない、「南国静岡」も近未来の現実かも知れません。☘️
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